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2019年3月 6日 (水)

今日の夕刊

夕刊に池澤夏樹さんが、普天間基地の辺野古移設は不可能だ、それよりもっといい場所があると書いている。
それが馬毛島だそうだ。
馬毛島?
移設先候補としては聞いたことがあるけど、その後あまり話題にならなかったようで、そんな名前はけろりと忘れていた。
どっちにしても池澤さんのいうとおりなら、沖縄に固執する必要はないわけだ。
で、あわてて馬毛島について、まずどのへんにあるのかと調べてみた。

場所を確認しただけで、あ、こりゃダメだと思った。
馬毛島というのは鹿児島県のすぐ下、種子島の横にある。
地図をさらに広範囲に一望してみると、九州と台湾をむすぶ円弧のうちの、いちばんはじっこのほうだ。
地の利や経済性だけではなく、戦略的に考えれば、アメリカが納得するわけがない。
馬毛島が候補先として、あまり話題にならなかったのもこれが原因だろう。

逆に考えれば、東シナ海で中国を封じ込めようとするなら、上記の円弧のちょうど真ん中にある沖縄は、戦略的にもっとも重要な場所にある。
池澤さんは、辺野古は地盤が軟弱で、基地の建設が不可能だというけど、ムリを承知で移設しようというのは、沖縄県民の意思と戦略的重要度をはかりにかけた、日本政府の苦渋の選択だったともいえる。
馬毛島は米軍の訓練場所にするつもりで、日本政府が買収しているそうだけど、これは沖縄での訓練をすこしでも減らして、その危険性をなくそうという日本政府の配慮ではないのか。

なんでもかんでも反対という、ウチの新聞の意に沿った文章を書こうとすると、わたしみたいな偏屈老人にも疑問を持たれるという、見本みたいな文章だ。

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