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2019年5月15日 (水)

夕刊の記事

今日の夕刊に“おたあジュリア”なる人の記事。
朝鮮出身なんてわざわざ見出しにうたってあるのは、この時節がら、日韓のこじれた問題の融和になればというつもりかもしれない。
でもこのジュリアさん、秀吉の朝鮮出兵のさいに、3歳で日本に連れてこられたというから、もはや朝鮮人かどうかは関係がないだろう。
その後の彼女はキリシタンということで、波乱の人生を送ったようだけど、経歴をながめても、自分が朝鮮人であることを意識していたとは思えない。

わたしもはじめて聞く名前だから、歴史に埋もれた人物を発掘するというなら、まあ、わるい話ではない。
朝日新聞には最近こういう話題が多いけど、しかし日韓の融和に役立てるつもりなら、ほかにもそのために尽くした韓国人、日本人はたくさんいるだろう。
問題の根本はつねに韓国にあるのだから、そういう人を歴史の中から掘り出して、韓国人に紹介するほうがよっぽど意味がある。
さいわい朝日新聞のいうことなら、まだすこしは聞く耳を持っているようだから、あちらの人たちは。

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