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2019年6月22日 (土)

ギフト

所属する団体からギフトブックをもらってきた。
勤続××年の祝いに、その本のなかの品物から、好きなものを選んでいただけるというやつだ。
必要でもない品物を勝手に送られるよりは気が利いているけど、でもねえ。
文化勲章とか紫綬褒章とかいうものなら、だれでももらえるものじゃない。
しかし勤続
××年なんて、わたしのトシになれば該当しない人のほうがめずらしいから、あまりありがたみを感じない。

でもタダでくれるというのを無下にするほど、わたしは裕福ではないのだ。
で、どんな品物を選べるのか、中身をざっと一瞥してみた。
思わず目がくらくらするほど、一見豪華そうな品物が並んでいる。
でもそのほとんどが安物であることを、わたしはちゃんと知っているのだ。
それに、若いときならいざ知らず、いまのわたしに選択肢は多くない。
終活中で、部屋をすこしづつ整理しているわたしが、家具や食器、つまりかたちある物をもらうわけにはいかないのである。

というわけで、お腹に収めればそれっきりという品物を重点的に眺めて、ワインを注文することにした。
これも写真から銘柄がわかるし、銘柄がわかれば値段も調べられる。
わたしがいただくことになったワインは、いいとこ1300〜1500円くらいのものらしい。
これが2本だから、わたしの永年勤続の価値はそのくらいってことになる。
このあいだわたしが知り合いの写真展に、お祝いのつもりであげた洋酒だって
5000円はしたぞ。

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