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2019年6月18日 (火)

ウェルテル

べつにムリして強くなる必要もないんだけど、なんとかオペラに強くなろうと、ちょいとまえにBSで放映されたウィーン国立歌劇場の「ランメルモールのルチア」と、チューリヒ歌劇場の「ウェルテル」を録画しておいた。

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オペラ歌手は太っている人が多く、それが悲恋の主人公などを演じるのはどうもねえと、このブログにも書いたことがあるくらいだから、わたしはオペラが好きではない。
しかし文化人を自称する当方としては、バレエだけではなく、オペラについてもさりげなく知識をひけらかしたい。
欧州では、伝統的にオペラのほうがバレエより人気があるという。
理由はわからないけど、たくさんのオペラの舞台を観ておれば、その謎も解明できるかもしれない。
ちなみに、わたしは音痴なのでカラオケもきらいなんだけど、ジャズやロックなら筋金入のファンだ。

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録画した「ウェルテル」を観てみた。
これはゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」をもとにしたオペラだそうで、原作の舞台は18世紀のヨーロッパである。
しかし録画したものは現在という設定になっていて、これはバレエでもそうだけど、流行りのアバンギャルド化。
伝統的なオペラというのは、まず歌があって、それにあとから劇をくっつけたものだから、マクベスやアッティラがナチスの将校という解釈もある。
演じる女性がミニスカートでもノーブラでもいいわけだ。

話はそれるけど、わたしはゲーテの原作を読んだことがない。
なくて正解だった。
高校生の時分にこんなものを読んでいたら、わたしもとっくに自殺していたにちがいない。
若いころのわたしは、自分が詩人か映画スターであるという、手のつけられない自己肥大症だったもんで。

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初めてのオペラを観る場合、あらかじめの予習が欠かせない。
オペラの「ウェルテル」の見どころはどのへんにあるのか、ウィキペディアやネット情報に目を配ってみた。
劇中歌では「手紙の歌」や「オシアンの歌」というのが有名らしい。
それでこの歌から聴いてみた。
「オシアンの歌」はたしかにいい歌だったけど、歌っているのはラグビー部の猛者みたいな男性だったし、このためにムリして舞台を観たくなるようなものじゃない。

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最近、わたしは自分のフェイスブックに、なつかしのロックグループ、ドアーズの「ロードハウス・ブルース」を張りつけた。
これは大音響で聴くにふさわしいハードロックで、わたしのことを老いぼれたじいさんと侮る若いモンに、ひと泡吹かせようという魂胆だ。
ロックやジャズならいまでもしょっちゅう聴くのである。

そもそも喉をびりびりさせた、オペラ特有の歌い方からしてわたしは好きではない。
へんにむずかしい歌い方をされるより、わたしはやっぱりジム・モリソンやミック・ジャガーの、しろうとでも歌える歌い方のほうが好きだ。
ま、生きているうちにオペラの真髄に到達できるかどうか、またそのうちに他の舞台を観てみよう。
現時点で、録画したオペラは11個もあるのだ。

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