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2019年6月24日 (月)

上野駅の僥倖

昨日は上野までクリムトの絵を観に行ってきた。
彼の絵については、いま文章をひねくっているけど、えらそうな屁理屈をまとめるのはむずかしいものだ。
で、べつの事件でお茶をにごす。

絵を観終えて駅までもどってきたら、東京文化会館のわきの通用口のところになにやら人混みができていた。
普通ならこういうものは無視することにしているんだけど、この日は文化会館で英国ロイヤル・バレエ団の公演が行われていることを知っていたから、うしろからのぞいてみた。
公演が終了したあとのバレエ団のサイン会だった。
じっさいのバレエの公演に立ち会うことはめったにないから、これが恒例になっているのかどうか知らないけど、きれいなバレリーナが数人、愛想よく人々のサインの求めに応じていた。
生のバレリーナというものを、こんな近くで見たのは生まれて初めてだ。
でも、ついやせ我慢をしてサインをもらいそこねた。

ロイヤル・バレエといったら無条件で英国のそれをさすくらい、国際的に知られたバレエ団で、わたしの録画ビデオのなかに登場するマリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフも来日中だというから、クリムトよりそっちを観に行きたかったけど、年金暮らしのじいさんにはしきいが高い。
昨夜はまたテレビで、ロイヤル・バレエの「フランケンシュタイン」を放映していたから、こういうもので我慢するしかない。

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