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2019年7月14日 (日)

令和の時代

毎日が涼しくてよく寝られるねえ。
気がついたらもう7月も半ばじゃないか。
わたしの知っているかぎり、何年かまえに曇りばかりの夏があって、涼しくていいかわり作物の不作なんてことがあったな。
やっぱりこちらで妙薬は、あちらで劇薬ってことだ。

どうも期待に反して“冷和”は問題の多い時代になりそうな予感。
トランプさんの手法はますます世界を対立に導くだけだし、こういうときこそ米国以外の先進国が団結しなくちゃいけないのに、欧州もロシアも中国も、自分ところの問題をかかえすぎて、それどころじゃない。
アメリカにほっぽり出された日本は、憲法改正やむなしという状況に追いつめられていく。
個人やマスコミの力では、時代の奔流になすすべがないという、歴史の非情さを見せつけられているようだ。

原因をつらつら考えると、日本がまえの戦争の贖罪意識をかなぐり捨てて、国家としてどうどうと発言し、体現するようになったせいもあるだろう。

たとえばクジラの問題。
日本としてはなにもクジラを絶滅させるつもりはないし、殺すにしても特定の種類のクジラを、国際捕鯨委員会の規則を遵守したうえで捕獲するといってるのに、カルト宗教のような頑迷さで、なにがなんでもダメといわれたら、もうそんなものの相手をしていても仕方がない。
獲るといったら獲りますと強引に出た。
日本がこれまでにない強硬姿勢を見せたので、捕鯨に反対する人たちは面食らって、いま作戦を練り直しているところかもネ。

しかしわたしははっきりいう。
クジラの肉は旨い。
生姜をすりおろして薬味にし、クジラの刺身につけて食べると、マグロよりおいしいと思うことさえある。
若いころ東中野に住んでいたころは、よく新宿のションベン横丁まで、クジラカツを食べに自転車を走らせたものだ。
クジラ肉にはわたしの青春の思い出がこめられているのだ。

韓国の問題にしてもそうだ。
もうこれまでの日本じゃありません。
これからはいいたいこと、やりたいことは誰にも反対させませんと宣言する。
もちろん向こうはプッツンするだろうけど、同時にいままで偏向教育で、自分の国が日本に匹敵する先進国だと信じていた韓国民に、じつは日本がいなければなにもできないという、確かな現実を直視させることになったのではないか。

それは仕方がない。
戦争が終わって
70年以上経過し、人間も歴史もひとまわりしたというのに、ドイツや日本がいつまでも日陰の身分でいろというほうがおかしいのだ。
植民地主義や覇権主義は遠いものになり、地球上には人類が経験したことのない新しい問題が山積みだ。
いま問題になっている温暖化やプラ問題にしたって、科学技術の発達した日本が、先頭をきって取り組まないでどうするのか。

というわけで、令和になって日本はますますでかい顔をするようになる。
これが気にくわないという国は、よってたかってボコボコにされる。
新時代の到来だなあ。

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