恐竜の時代
NHKで恐竜の番組をやっていた。
かっては日本にも恐竜がわさわさと棲んでいたのだそうだ。
番組ではCGを使って、そのころの風景を視覚化していたけど、なんとかいう恐竜が、水鳥みたいにうじゃうじゃいるのには驚かされた。
化石が見つかったくらいで大騒ぎするくらいだから、恐竜って希少動物じゃなかったのか。
いや、もちろんそんなことはない。
ようするにそのころの世界には、現在のアフリカと同じような景色が広がっていたはずだ。
たとえばアフリカにはゾウやサイ、キリン、ヌー、イボイノシシ、などの大小さまざまな草食動物がいる。
これを食べようというライオンやヒョウ、ハイエナ、チーターなどの肉食動物が徘徊している。
恐竜社会はそんなアフリカの縮図、いや拡大図と思えばよい。
ちょっとサイズがちがうだけで、そこにあったのは現在のアフリカとほとんど変わらない景色だったろう。
キリンみたいな首長竜もいたし、サイのような奇妙なかたちの草食恐竜もいた。
ライオンに相当するのはあの有名なティラノサウルスで、その餌となるヌーの大群のような恐竜もきっといたにちがいないのだ。
そう考えると、恐竜の生きた時代といっても、そんなに現在とちがうわけではない。
番組には水に潜って魚をとらえる小さな恐竜が出てきた。
あれなんか井の頭公園にいるカイツブリと思えばよろしい。
そうやってほとんどの恐竜が、現在の野生動物に当てはめられるはずだから、あれはコレ、これはアレと考えるのも楽しいことである。
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