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2019年7月20日 (土)

宝くじ

街へぶらぶらと出る。
デパートのわきに宝くじ売り場があって、並んでいる人が数人。
それを見てぼんやりとむかしのことを思い出す。

まえの職場にいたころ、よく宝くじのグループ買いということをしていた。
20人ぐらいのメンバーが集まって、連番で宝くじを買ったほうが当たる確率が高くなるというので、わたしにもメンバーに加わらないかという。
わたし「そんなもの当たるわけがない」
メンバー「買わなきゃ当たらない」
わたし「買ったって当たるわけがない」

どうしてそんなにはっきりいいきれるかというと、メンバーの顔をながめればわかる。
みんな持って生まれた貧乏づらばかりで、とつぜん棚からぼた餅で金持ちになれそうな人間がひとりもいない。
こういう連中とグループを組んでもムダである。
グループ買いで大金をせしめようと思うなら、金持ちになれそうな人と組まないとダメなのだ。

あれから20年以上経ったけど、金持ちになったというメンバーはひとりもいないようだ。
もちろん宝くじを最初から買わないわたしもそのひとりだけど。

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