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2019年8月16日 (金)

勉強をする

ネット掲示板の「海外の万国通信」をみたら、英国BBCが、日本では20世紀前半の歴史をほとんど教えないと書いていたそうだ。
ホントかよと思い、わたしの高校時代はどうだったかと考えてみた。

高校時代の教科書なんてほとんど覚えてないけど、まあ、これはわたしがぼんやりした学生だったせいかもしれない。
わたしの歴史についての知識は、そのほとんどが教科書以外の、たとえば小説や映画から得たものと、それをもっと詳しく知りたいという好奇心のたまものである。

学校で歴史を上っつらしか教えないのは、なにも日本だけではなく、英国も含めて、多くの国でいっしょじゃないか。
大切なのは個人的に勉強したい場合、自由な情報入手が可能で、社会のなかに制約や強制がないかどうかだ。

BBCの記事のコメントのなかには、ナチス・ドイツと日本軍のやったことでは、どっちがひどかったかというものもある。
そういうことをきちんと教えないのは問題だというつもりのようだけど、これだけでこのコメント氏の国もたいしたことを教えてないことがわかる。

国家のなかにはある種の目的のために、特定のイデオロギーは禁止で、一切国民の目に触れさせない国もある。
しかし日本ではさいわいなことに、左翼から右翼まで、ありとあらゆる情報が入手可能だ(朝日と産経が両立しているのを見よ)。

気になる事件があれば自分で徹底的に調べればよい。
日本の本屋、図書館にはありとあらゆる書籍が並んでおり、それを妨害するものはなにもない。
学校で教える授業量が多いか少ないかということは、あまり重要でないと思う。

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