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2019年10月18日 (金)

YouTube考

ひとつ YouTube でもやって儲けようかと思う。
最近の世論調査では、将来は何になりたいですかと訊くと、ユーチューバーという子供が増えているそうだ。
たしかに
YouTube を観ると、テレビの馬鹿馬鹿しいバラエティ番組みたいで、こんならオレにも作れるといいたくなる安直な映像が多い。
それで何十万、何百万も稼げるなら、こんな割りのいい仕事はない。
と考える人がいても不思議じゃない。

もっともあんまり安直な考えは危険だ。
来日して日本をさんざんからかおうとしたローガン・ポールは、良識派から非難されて、けっきょく尻尾をまかざるを得なかった。
ざまみろってなもんだけど、そういうことをきっちり理解したうえで、今日は
YouTube 考。

ネコにキュウリのような、たまに思いもかけない映像がヒットしているのを見ることもあるけど、偶然の産物をアテにしていたのでは長期的な稼ぎは見込めない。
恒久的に稼ごうとしたらべつの方法を考えなければならない。
この場合、若くてきれいな女の子が有利なのはいうまでもないけど、自分の容姿をあてにするのでは、体を切り売りするようなものだ。
ここはもうすこし地道で堅実な方法を考えよう。

ひとつ問題があって、よい映像を作ることが、かならずしもアクセスの向上につながらないということ。
このブログでもほめたことのある
Only in Japan というチャンネル、ひじょうに丁寧に作られた映像ばかりだけど、どうもそのへんの素人が金をかけずに作った番組でも、アクセスが高い(たくさん稼げる)ということがわかって、ジョン・ドーブ君も考えをあらためたみたいだ。
最近は同じチャンネルに、末尾に
go をつけたお手軽な映像も載るようになった。

ドーブ君のように、外国人の中には日本で生活して、その異文化ぶりを世界に発信する者がたくさんいる。
しかし大勢の外国人がみんな、たとえば回転寿司や奈良のシカの映像をアップすれば、異文化も無尽蔵でないからやがて飽きられる。
逆に日本人がパリやローマに住み込んで、そこから発信しようと思っても、これはムズカシイ。
世界を相手にするなら、日本のように極端に清潔な国だとか、自動販売機がどこにでもあるような、外国人から見て風変わりな文化を持った国でないとダメである。

いっそのこと、インドやフィリピンのような、インターネットの普及が遅れている国(のできるだけ田舎)に住み込んで、その現状を報告するなんてのはどうだろう。
ネットがないくらいならまだまだ伸びしろはあるはずだ。
わたしはそういう国に興味があるんだけど、残念なことに若い娘のアクセスは期待できそうにないし、そもそも生半可な根性では自分がそういう国で生きていけるかどうかも疑わしい。

先進国の文化にどっぷりつかった人なら、たとえばめずらしい動物を飼って、その生育記録の映像をアップする手もある。
ネコやイヌでは飼い主の自己満足になってしまう場合が多いようだから、ここはカワウソだとかヘビ、トカゲ、カエルなんかを飼うといいようだ。
世間には動物を飼いたいけど、面倒を見るのはどうもというわたしみたいな人間がたくさんいるのだから、動物モノはあるていどのアクセスが見込まれる。
気をつけないといけないのは、あまりめずらしい動物を飼おうとすると、WWFあたりから横槍が入ることだ。

まだまだアイディアはたくさんあるけど、きりがないからこのへんでやめておこう。
くれぐれもいっておくけど、世間にはマンガ家のように、自分の創造力で食っている人がたくさんいる。
そういうものが皆無の人が、安直に始めても長続きはしない。
と書こうとしたけど、でも
YouTube 上には、あいかわらず馬鹿馬鹿しい映像もたくさんあり、アクセスも決して少ないわけではなさそうだ。
やっぱりわたしのほうがアナクロ(時代おくれ)人間なのか。

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