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2019年10月21日 (月)

家計簿

家計簿をつけ始めた。
これまでずいぶんおおらかに生きてきて、金銭感覚もずいぶん大雑把だったんだけど、仕事を辞めたら急にそういうことが気になってきたのである。

つくづく思うのは、人間なんて羽振りのいいのは仕事をしているあいだだけということ。
わたしもかってはカメラや旅行や山登り、ダイビングなど、それなりお金のかかる趣味に凝ったものだけど、仕事をやめたとたんにそれどころじゃない。

もちろん若いころ、なにをしたのか知らんけど、しこたま稼いで老後も派手な生活を続けている人もいるだろう。
しかしわたしのまわりにはいないねえ。
そりゃわたしのまわりはブルーカラーばかりで、大金を稼ぐような才覚もなし、ひたすら安月給に耐えてきた人間ばかりだ。
そういうことは別にしても、フツーに推察してみると、日本人の半分以上は、わたしとあまり変わらない境遇ではないか。
つまり野放しにお金を使える年寄りって、あまりいないんじゃないか。

だいたいわたしは1カ月にいくらあれば足りるのだろう。
というわけで、月初めにしかるべき金額を貯金から下ろして、それがいつまでもつか、家計簿でしっかり見極めることにしたのである。
結果をみれば、わたしが貯金と年金でいつまで食いつなげられるかという目安にもなるはず。

家計簿をつけ始めて20日ほど経過したけど、あまりかんばしいものじゃないね。
いつ海外旅行のお誘いがあってもいいように、その分ぐらいは残してあるんだけど、現状のままではやっぱりあと
20年も30年も生きるのは無理みたい。

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