めざすべきもの
ユーリャ・ブリンチクといえば、いささかクールすぎるのが難点だけど、モデル顔負けのスタイルと美貌をほこる、ロシア・ウラジオストク出身の美人ユーチューバーだ。
イラストレーターという本業を持っているんだけど、最近は自分の YouTube 映像を制作したり、ほかのいろんな映像に出演したり、タレント業のほうが忙しいらしい。
美人は得である。
彼女が里帰りしたときの映像を見ると、ウラジオストクもずいぶん近代化されたなあと思わないわけにはいかない。
海岸にある公園が出てきて、家族連れなどで賑わっており、きれいなレストランがあり、屋台や観光用の土産もの屋がありで、日本の観光地とあまり変わらない。
ものが不足していて、なんでもかんでも行列というソ連時代のロシアを知っている者には、ホント、隔世の感がある(そのへんの事情を知らない人は、椎名誠の「シベリア追跡」あたりを読めばよい)。
わたしはパソコンでこれを観ながら、同時に、録画してあったグレイトネイチャー・シリーズの「スロベニアの溶ける岩」というテレビ番組を観ていた。
スロベニアというと、長く生きてきたわたしには、どうしてもユーゴ紛争の悪夢がちらついてしまう。
しかしここでも、観ていると観光名所の巨大な洞窟のなかに、ちゃんと照明も備わった遊歩道が作られていて、いまではサービス満点の観光立国になっているなあと感心してしまう。
こういう映像や番組を観てしみじみと考える。
このグローバルな時代、平和でありさえすれば、どんな国でも目指すものはいっしょなのだろう。
世界の人々が仲良くできないことはないと思うんだけど、現実はなかなかそうはいかない。
韓国の若者たちがバカげた国家政策のおかげで、あこがれの日本に行けないとしたら、これは気のドクだ。
日本の若者が韓国へ行くのは、だれも止めやしないのに。
と、こんなことを書いていたら、韓国では問題になっている法相が辞任だって。
文サンもいよいよレームダックか。
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