誤った解釈
今日の新聞に、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」という記事があって、最近の若者から、本来の意味と異なる解釈をされている言葉がいくつか紹介されていた。
わたしはアマチュアのもの書きだけど、なにしろこれまで読んだ本は人並み以上だと、そう勝手に信じている男だから、そういう間違いは犯さないと、これも勝手に信じている。
で、テストのつもりで記事を読んでみた。
「憮然とする」
「砂をかむ」
という二つの言葉がひきあいに出ていた。
うん、なーるほどね。
最近の朝日新聞を読んで砂をかむような気分だし、憮然という言葉をまちがって解釈するとはと憮然としてしまう。
ま、どちらも文章のなかの字づらを見ただけでおかしいと気づくはずだし、愛書家なら解釈を間違えるはずのないものだ。
でもよく考えたら、これって、ようするに自分がじいさんなのか若者なのかを判断するためのテストじゃないのか。
わたしは文書のなかに絵文字を使うのもきらいというタチだけど、これは完全に時流に乗り遅れた年寄りのぼやきなのではないか。
記事を最後まで読んでみたら、「情報機器に時間をとられて本を読む時間がない」という調査の結果がいちばん増えていたそうだ。
本を読む時間は減ったものの、わたしはスマホやタブレットからむかしと変わらない量の文章を読んでいるんだけどねえ。
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