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2019年12月13日 (金)

むずかしい日本語

「海外の万国反応記」というサイトに、日本語、中国語、韓国のハングルのうち、どれがいちばん習得するのにむずかしいかという話題が立っていた。
ハングルについてぜんぜん知らないからどうでもいいけど、中国語はやさしいと思う。
中国語には四声といって、微妙な発音の高低があるんだけど、音痴で音感のよくないわたしは、ハナっからそんなものを無視して大陸のあちこちをうろついたのに、あまり困った記憶がない。

とりあえず四声は無視して、言葉のむずかしさを考えると、そもそも漢字というのは、多種多様な民族でも、見ればわかるようにと考案された表意文字である。
木というのは文字通り木のかたちをしており、これが二つなら林、三つなら森である。
火という文字、川という字、田んぼの田、門、馬、鳥、魚、亀、みんな文字のかたちが意味を表しているので、どんな国のどんな国民が、どんな読み方をしようと意味はわかる。
こんなわかりやすい言語はないんじゃないか。

文章の組み立て方にしても、疑問文の場合は文章の最後にマをつける、完了形の場合を動詞のうしろに了をつけるだけ。
わからなくなったら、それらしい単語を適当に並べるだけで、なんとか意味が通じてしまうのだ。
いま中国の知り合いとメールのやりとりをしているわたしがいうのだから間違いがない。

最近では簡体字なんてものが登場してるけど、これだってもとは漢字が難しすぎるから、アタマのよくない人にもわかるようにと画数を減らした文字だ。
そんな事情からしても、中国語がむずかしいなんてことはあり得ないと思う。
ハングルの場合は世宗大王という人が考案したそうだけど、わざわざむずかしい言語を新しく考案する者はいないだろうから、そんなことを考慮すると、これもあまりむずかしくないんじゃないか。

中国語、ハングルに比べて日本語のむずかしさはどうだ。
漢字、ひらがな、カタカナに加え、英語や漢数字、アラビア数字、絵文字なんてものが入り乱れ、同じ漢字でも二つも三つも読み方がある。
これで発狂しないのだから、日本人がアタマがいいのは当然だ。
わたしはやっぱり日本語がいちばんむずかしいと思う。

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