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2019年12月21日 (土)

翻訳エンジン

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仕事をリタイヤすると毎日が退屈じゃないかという人が多い。
わたしの場合は生まれついてのニートらしく、ネットに凝りまくっているので、そんなことはない。
たとえばグーグルやウィキペディアを利用して、なにかを調べることはよくある。
つい先日もわたしの顔なじみのロシア人が、自分のフェイスブックになんとかいうロシアの曲をリンクさせていた。
哀愁に満ちた感傷的な曲だったので曲名を知りたいと思ったけど、もちろんわたしにはロシア語はわからないのである。

こういう場合はどうすればいいだろう。
心配いらない。
現代は翻訳エンジンの時代だ。
ツーといえばカーと、コンピュータが瞬時に翻訳してくれる時代なのだ。

無料で使える翻訳エンジンはたくさんあるけど、とりあえずグーグルの翻訳を使ってみたら、それは「満州の丘の上」という曲であることがわかった。
曲名がわかればリレー検索で曲の背景もわかる。
これは日露戦争のときに死んだロシア兵をしのぶために作られた曲であることも。

こんなふうにあっちこっちに興味を持っているので退屈のしようがない。
最近知ったことなんだけど、外国語のウェブサイトも翻訳エンジンでかんたんに訳せてしまう。
わたしの好奇心に富んだ脳みそは、知識を求めて悶え苦しんでいるのに、英語を勉強するのは大キライと横着なやつでもあるので、これはとってもありがたい。

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日本に関係のあるものならともかく、そうでないものを調べるには英語のサイトしかない場合が多い。
たとえばわたしの好きなバレリーナ、ミシェル・ウィレムスというカワイ子ちゃんの経歴を調べようとすると、彼女は日本ではまだそれほどメジャーじゃないから、どうしてもあちらのサイトを参照することになる。
えいやっと翻訳エンジンのお出ましだ。
ウィレムスちゃんの所属するチューリッヒ・バレエ団のホームページからたどって、彼女がフランス人、ボリショイ・バレエ学院の出で、2016年にチューリッヒに加わったこと、2018年にチューリッヒ・バレエ団のダンス賞を受賞したことなどがわかった。

こんなふうにいろんなことに興味を持ち、つぎからつぎへといろんなことを調べているから、ぜんぜん退屈しない。
興味の対象はたくさんあるのに、今回はなぜウィレムスちゃんのことを引き合いに出したかというと、明日の深夜に、また彼女の「くるみ割り人形」が放映されるからだ。
でもこれは前にも録画したからなあ。
調べているうち引っかかったんだけど、彼女は「ファウスト」という別の舞台にも出演しているらしいから、今度はそっち(下の写真)を放映してくれないかしら。

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その後さらに調べてみたら、この 「ファウスト」 は予告編だけが、YouTube で見られるようである。

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