憶測
コロナウイルスに隠れてあまり話題にならないけど、北朝鮮の正恩クンがここしばらく消息不明というニュースがあったな。
彼は太っているから、成人病で入院しちゃっているとか、もう死んでいるんじゃないかとか、いろいろ憶測を呼んでいるらしい。
わたしはいま風呂場で「史記」を読んでいたところ。
秦の始皇帝が死んだとき、部下たちはその死を秘匿したそうだ。
つまり偉大すぎる親分にいきなり死なれると、あとつぎやらをめぐって国が大混乱に陥ってしまう。
それを防ぐためにとりあえず時間を稼ごうというわけ。
考えてみると、いまの北にも同じ事情がありそう。
経済制裁にコロナのダブルパンチをくらって、息も絶え絶えのとき、いきなり(偉大すぎるかどうかわからんけど)親分が死んだということになると、あの国はいっきに崩壊するかもしれない。
それを防ぐために子分たちが、後継選びやソフトランディングに、ガン首そろえて対応を練っていてもおかしくない。
生きてるのか死んでるのか、やるならやるで早くやってくれないと、こっちもあとがないんだけどねえ。
始皇帝の時代から連綿と続く古式ゆかしい易姓改革を、生きているうちにぜひ見たいと念願してるんだけど。
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