わたしの日常
あややや。
昨日は入院していた先輩の退院祝いの集まりに行ってきたけど、先輩というのは体育会系の代表みたいな人だから、わたしみたいなひきこもりにはちと荷が重い集まりだったねえ。
集まったメンバーをながめると、いずれも雄弁で、闊達で、若いころから仕事ひとすじ、羨ましいくらい当たり前の人生を送ってきた人間ばかりだ。
飛び交う話題も、明日から韓国のカジノでひと勝負だとか、今日はパチンコに行きそびれたとか、こんど先輩を囲んでリハビリ麻雀をやりましょうよとか、わたしの頭の上を飛び越えるものばかり。
バカやろう、人生というのは悩みだよ、悩みのない人生なんてと、三流小説家みたいなたわごとをほざいても仕方がない。
わたし自身がそういう生き方にあこがれている部分もあるのだから。
おつき合いに疲れて、がっくりして帰宅してベッドに転がり込んで、目を覚ましたらもう日にちが改まっていたよ。
ヤケクソで二度寝して、いまもうろうと起き上がったところ。
ああ、早くわたしの日常にもどりたいねえ。
できるだけ世間の目に触れず、アパートにひきこもって、パソコンを相手にぐだぐだといきまいている独居老人の日々に。
でも、その夢ももうすぐ完璧なものになりそう。
いまわたしは孤独にふさわしい新居に引っ越すべく、ばたばたと準備をしているところだ。
| 固定リンク | 0
コメント