気のドクな逃亡者
朝おきたら雪が降っていたよ。
そのわりには、部屋にいると体がほてって、あまり寒さを感じないね。
コロナかしら。
とすれば、潜伏期間が14日として、2週間後にはわたしもお陀仏か。
そんなことはどうでもいいけど、ついにアメリカのコロナ感染者が世界一になったそうだ。
考えてみればこれは当然のことだ。
ちょっとまえにアメリカの病院から患者が逃げ出したって事件があって、しようがねえなあ、アメリカはと思ったもんだけど、いやこれって、患者にとってはウイルスより切実な問題だったかもしれない。
日本とちがって国民健康保険のないあの国では、入院が長引けば、それこそ治療費だけで全財産を失いかねない。
アメリカには貧しくて病院にも行けない人たちがたくさんいる。
そういう人たちは、ギリギリになるまで病院に行こうとしないだろうから、これでは死者が増えるのは当然じゃないか。
このままいくと、貧乏人はウイルスで死に絶え、アメリカはほんとうに金持ちだけの国になってしまいそう。
金持ちばっかりじゃ国は成り立たない。
王様がいくら雁首をそろえても王国が成立するわけじゃない。
捕まって病院にひきもどされた哀れな患者が、国民皆保険を法制化するきっかけになってくれりゃいいんだけど。
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