お菓子
この部屋に引っ越ししてきたとき、知り合いにいわれた。
上下左右の部屋にまんべんなく挨拶をするんだよと。
ごもっともというわけで、それなりの数のお菓子を用意した。
ところが最近ではどちらさんも、あまり深い隣人関係は望んでないみたいで、挨拶に行っても顔さえ見せない家も多い。
わたしが不審者みたいな顔をしてるからじゃないだろうけど、隣り同士でもお付き合いがないというのは、わたしみたいな引きこもりにはかえってありがたい。
どうするか。
なに、自分で食べればよい。
そういうわけでお菓子の包装を解いて驚いた。
自分が選んだお菓子なんだけど、二重三重、四重五重の包装に加えて、最後には金属の箱に入っていた。
そんなオーバーな包装なのに、肝心のお菓子はもちろん安物である(わたしが選んだのだから間違いがない)。
引っ越しの挨拶ていどに小判を包むほどわたしはバカじゃない。 まあ、世の中こういうものさと割り切るのは簡単だ。
でもこんなことがしれたら、環境保護団体から苦情が来そうで心配だ。
グレタちゃんは何してるんだろう、いまごろ。
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