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2020年8月29日 (土)

チューバ・スキニー

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深夜にYouTubeを閲覧していて、たまたま見つけた「チューバ・スキニー(Tuba Skinny)」というバンド。
むかしなつかしいディキシーみたいな演奏をする8人編成(メンバー数に変動あり)のバンドだけど、メンバーの年令もまちまちなら、服装もそのへんのおじさん、お姉さんみたいな垢抜けないファッションで、楽器もメッキのはげたコルネットや年季の入ったギターなど、貧乏な路上パフォーマーの集団みたい。
いちおうプロとしての活動もしてるみたいだけど、路上での演奏のあい間に自分たちのCDを売ったりしているから、音楽家もはたから見るほど儲からないのねと同情したくなる。

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むかしニューオーリンズあたりでは、葬式があるとそれっとばかりに素人の楽団が編成されて、威勢よく行進曲なんかを流して歩いたそうだけど、そういう伝統と雰囲気をよく感じさせるバンドだ。
メンバーのなかに紅二点の女性もまじっていて、ボーカルを受け持つ女の子はまあまあ美人だけど、太鼓に腰を下ろして、歌いながらドスンドスンとだらしなく太鼓を叩く。
コルネットを吹くころころした女の子は、モダンジャズ時代に知られたサックス奏者アル・コーンの孫娘で、なんと母親は日本人だそうだ。

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目下、このバンドにはまっている。
YouTube
には彼らの演奏がたくさんアップされているけど、ほとんどは路上演奏をファンが勝手に撮影したもので、見物人は自由に踊り出し、かたわらをどこかの赤犬がのそのそとうろつきまわる。
どうもやる気があるのかないのか、そのゆるい演奏がひじょうにおもしろい。

そんな野暮ったいバンドの彼らがフランスのジャズ祭で、別のバンドとコラボをしている映像があった。
別のバンドには、クラリネットやトランペットなど、スキニーとだぶる楽器があって、スキニーの奏者と共演をしたり、ふだんいないはずのベース奏者(これは本格的なプロ)がいて、スキニーのチューバと掛け合いをしたりする。
これぞジャズの醍醐味と、わたしは楽しければ見た目はどうでもいい主義だ。

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