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2020年8月15日 (土)

落合川のほとり

暑い。
けれど、家に引っ込んでばかりもいられない。
冷蔵庫にあった梅干しひとつをパクリと食べ、冷やした水道水をがぶりと飲んで、今日は落合川の下流にある水辺公園や多聞寺の方面へ。
行ってみて、思わずあっとおどろいた。
どうしておどろいたかというまえに、このあたりについて説明しなくちゃ。

じつはこのあたりはもっと以前に紹介するつもりで、写真に撮っておいたんだけど、過去ログを調べてみたら、ヤボ用にまぎれて紹介するのを忘れていたらしい。
で、まずこのあたりを紹介して、なんでおどろいたかということはあとまわしだ。
ことわっておくけど、ここに載せた写真はすべて五月の末に撮ったものである。

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我が家から自転車で20分ぐらいのところに多聞寺という古刹がある。
門は古そうだし、東大寺に負けないようなカッコいいい鴟尾もついているけど、本殿はコンクリートだからありがたみを感じない。
また近くに氷川神社もあり、こちらはうっそうとした森に囲まれて、境内のクスの大木もなかなか古そうだから、ちっとはご利益がありそう。

でもお寺も神社もどうでもいいのだ。
わたしが紹介したいのは、氷川神社の裏手を流れる落合川で、この岸辺は都会の川の例にもれず、きれいに整備されて散歩コースになっているけど、そこかしこに、わたしが育った北関東の農村風景を彷彿とさせる景色が残っている。

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まず紹介するのは落合川のほとりにある「水生公園」。
小さな公園だけど、5月にはハスとナガバミズアオイが咲いていた。
そしてその近くで見たカワセミの墓。
日本の子供たちのやさしさはこういうところにも見出せる。
カワセミさんが亡くなったのは1年以上まえなのに、お盆のたびにいまでも供養がされているようなのである。

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上の写真のこのあたりは、開発されるまえは、おそらく「河童ケ淵」とでも呼ばれていたのだろう。
わたしが子供のころ、こんな景色はいたるところにあった。

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最後の2枚の写真は、そのあたりの農道と農家のたたずまい。
いまどきの若い家族にはわかってもらえないかもしれないけど、わたしのこころの琴線にふれる景色である。

ところでおどろいたのは何におどろいたのか。
それは次項で。

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