オレは生きるぞ
今日はきのうとうってかわって晴天になった。
パン屋まで焼きたてのフランスパンを買いに行くとちゅう、まるで台風が去った直後のような秋晴れに絹雲だ。
たちまち大声で叫びたくなり、それっと、ミューズの神が行ってしまわないうちに詩でもひねろうとしたけれど、午後になったらもう曇ってしまって、また陰険な日曜日を過ごすことになってしまった。
自然に湧いた、こころの底からの叫びを発表するのは、タイミングがむずかしいものだ。
秋晴れのひろいひろい空。
そうありたいと願って、そうなったのに、空にむかって不満があるか。
あるわけがない。
絹雲が、空いっぱいに手をひろげて、わたしを呼んでいる。
見ていろ。
リハビリ中の大先輩も、熊本のKさんも、ネコ大好きおばさんも、親戚のばあちゃんも、沖縄に行ったあいつも、山登り仲間のこいつも、奥さんに先立たれた愛妻家の彼も、じいさんも、ばあさんも。
オレは生きるぞ、あと30年は。
オレは行くんだ、あの雲のところへ。
死にたいやつは勝手に死すべし。
画像、差し替えました。
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