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2020年10月25日 (日)

非情の世界

昨夜はNHKスペシャルを観ていた。
ああ、またあいつがエラそうなことをいうなと思われてしまいそう。
昨夜のそれは「追いつめられるシリア難民」というものだったけど、さて、なんといえばいいだろう。
わたしごときが、世界中で繰り広げられている悲劇について、悩んでいるような顔をしてもどうにもならないと、さっさとあきらめてひきこもりを続行すればいいか。

番組のなかに、仕事もなく、家族のためにパン一個も買えないと、絶望して焼身自殺をはかる父親が出てきた。
上半身を炎につつまれ、それでもロボットのように一歩二歩と歩く自殺者の映像は悲惨だった。
これはいったいだれが悪いのだろう。
いったい難民はどうして生まれたのだろう。

難民は内戦状態のシリアから逃れてきた人々だ。
それでは、なぜ内戦になったのか。
独裁者アサドがケシカランからと、反体制側ではいうだろう。
それではアサドを排除すればいいだろうか。
世界が一致団結して、この独裁者を放逐したとしても、またすぐに新しい独裁者があらわれるだけで、ヘタすれば混乱に拍車をかけるだけ。
あのへんの国に、公明正大な民主的指導者があらわれる可能性はひくいのである。

身から出たサビだと、見て見ぬふりをすればいいか。
難民を日本もどしどし受け入れればいいか。
同情はしますけど、それはちょっとという気持ちが、わたしにさえある。
ああ、もう考えれば考えるほど、頭がイタイ。
あ、やっぱり自分だけが悩んでいるみたいなことをいってと、まわりからそんな声が聞こえてきそう。
ええ、わたしももうすぐ、そんな悲惨な世界を見ることのない世界におさらばしますといって、せいぜい自分をなぐさめるしかないのか。

朝起きたら、テレビに日本の災害難民が出ていた。
地すべりで家も田畑も流されて、帰る故郷もないんですという。
そうですか。
同情はしますけど、日本政府がなんとかしてくれるでしょうと、今朝のわたしは非情な男である。

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