本の予約
おかしな天気の一日だったな。
灰色の雲におおわれた空のすきまからかろうじて青空が見える。
ときおり一陣の風が木の葉をばらばらと散らし、これだけ見ていると木枯らし日和だけど、やけに暖かい。
昨日の夜なんか暑くて寝られないくらいだった。
地球温暖化のせいでなけりゃいいけど。
今日は図書館に本を予約した。
いつも行き当たりばったりで借りてるくせに、今回ばかりは特別だ。
なんでかというと、いまひじょうに話題になっている本なので、予約をしないかぎり、いつになっても読めないと思うからなのだ。
本のタイトルは「ボルトン回顧録」。
そう、あのトランプさんのもとで国家安全保障問題担当大統領補佐官という長ったらしいポストについた、ヒゲの超強硬派おじさんが書いた本だ。
最後は任命したトランプさんから解任され、んならみんな暴露してやると、回顧録を書いてトランプさんをあわてさせた男なのだ。
トランプさんはなにをやらかしてもおもしろいというので、いまでも、日本にさえ、辞めないでーというファンが多いくらいだから、回顧録にどんなことが書いてあるか、興味を持つのはわたしだけじゃあるまい。
問い合わせてみたら、わたしのまえに9人が予約待ちだそうだ。
図書館の本はひとりが2週間まで借りられる。
ということは最大でも18週後には、わたしもこれを読めるわけだ。
自分で買ってしまう手もあり、若いころならきっとそうしていたと思うけど、読み終われば捨ててしまう本を、いまのわたしが買うわけにはいかない。
ま、気長に待とう。
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