逃した魚
逃した魚は大きい。
これはネットで見つけた写真だけど、どこの景色だと思う?
アメリカ中西部の大規模農場、あるいはロシア、ウクライナの広大な穀倉地帯?
どっこい、これはじつは中国の東北地方、かって日本の一部だった満州だそうだ。
衛星写真で中国をながめると、たとえばわたしの知り合いが写真を送ってきた新疆北部でも、広大な農地が開発されているのがわかる。
それまでなにもない砂漠のようなところだったから、開発の規模もハンパじゃない。
ちょうど発見されたばかりのアメリカ大陸にむらがったヨーロッパ人のようなものかもしれない。
14億の国民を食わせなけりゃいけない中国も必死だ。
満州は酷寒の地だから一毛作かもしれないけど、この土地がいまでも日本のものであれば、太陽光パネルをしきつめたハウスを作り、現代の科学と技術でもって、このあたり一帯を汲めども尽きぬ肥沃な農地にすることも可能な気がする。
ああ、逃した魚は大きい・・・・
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