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2020年12月25日 (金)

探査機のおどろき

昨夜はまた小惑星探査機はやぶさの番組を観ていた。
計画の困難さはわたしの想像をこえていた。
小惑星リュウグウまで距離が何億キロあったとしても、それ自体ではおどろかない。
あらかじめセットしてあったプログラムが、しゅくしゅくと計画を遂行するのだろうぐらいに思っていた。
ところが番組を観ていたら、それだけじゃない。
あらかじめ予定してなかった問題がつぎつぎとあらわれる。

近くで観測してみたらどうも凸凹すぎるなというわけで、着陸地点が二転三転する。
着陸地点を詳しく調べるための、小型着陸機マスコットを発射してみろと、そんなものをあとから宅配で送るわけにはいくまいから、あらかじめ用意してあったらしい。
1億キロの空間を超えて、新しい指令が飛ぶ。
マスコットが撮影した地表の写真を分析して、新しい着陸地点を決める。
新しい着陸地点にターゲットマーカーを投下する。
マーカーがはずんで目標地点をはずれてしまう。
あらあというところだけど、仕方がないから、マーカーを基準にして着陸コースを微妙に変更する。
これも1億キロの空間を超える新しい指令である。

ここから先はあらかじめセットしてあったプログラム通りで、探査機のコンピューターにおまかせってことになるけど、地表の爆破、資料の採取を第三者の目線で撮影するため、本体から切り離される小型カメラまで搭載してあったことにおどろいた。
しかしいちばんおどろいたのは、これらがすべて順調に機能したこと。
アメリカの巡行ミサイル、トマホークの誘導システムに感心したこともあったけど、もうそんなもの目じゃないね。

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