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2021年2月

2021年2月28日 (日)

地中海/ポンペイ

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ニースから出航した「海の精霊」号の最初の寄港地はソレントだった。
「帰れ、ソレントへ」のソレントで、この近くにはポンペイの遺跡という有名な観光名所があるけど、前編の旅ではここはまるっきり無視だったから、今回のセローはおとなしくバス・ツアーに参加した。
海のうえばかりではストリートビューが使えないから、わたしもほっとした。
しかもこのブログ・ネタをひねくっている最中、NHKのBSで「よみがえるポンペイ」という番組が放映された。
これは火山の噴火で埋まるポンペイを、CGを使ってリアルに再現したもので、このブログを書くためのいい参考になった。

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ずらずらと並べたのはストリートビューでながめたポンペイの遺跡。
この遺跡はだれでも知っているように、近くのヴェスヴィオ火山の噴火で火山灰に埋もれた古代都市のものである(噴火は紀元79年)。
この遺跡は発見された直後に政府が保護管理しなかったものだから盗掘団のえじきになって、相当数の遺物が研究以前に失われたそうである。

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この2枚の写真は、模型のジオラマみたいに見えるけど、テレビ番組をキャプチャーしたポンペイの遺跡の全体像と、石膏の人型。
石膏の人型というのは、灰に埋もれて死んだ人間の遺体が、腐敗して空洞になった部分に石膏を流し込んだものだから、デスマスクならぬデスボディで、その瞬間の人間たちのようすをありありと見せてくれる。
なんか墓場を見物しているような気分である。

ツアーの参加者は年寄りばかりだから、そのうちだれかが、こんなに歩くとは思わなかったとぼやく。
ガイドがこのつぎは本物の売春宿を見せましょうという。
みんな急いで彼のあとに従った。
といういいまわしはセローの文章にならったものだけど、そこはかとなくおかしい。

それにしてもギリシャ人、ローマ人は人間の性についてよくわかっていた。
わたしは以前トルコの旅でエフェスの遺跡を見物したことがあるけど、あそこにも浴場やトイレとならんで、たしか売春宿の跡というものがあった。
石の床に足のかたちの絵が描いてあって、それが娼館のマークですとガイドがいう。
最古の職業が売春であることは有名だし、男女の営みは人間にとってぜったいに必要なものであると、当時の人たちにはちゃんとわかっていたのだ。
戦争中の日本軍もそういうことに理解があったおかげで、いまもとなりの国と揉めているけど、理解のない人ってのはどこにでもいるもんだ。

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ポンペイの真実を知るために、郊外もストリートビューでのぞいてみた。
遠くにヴェスヴィオ火山をのぞむすてきな田舎景色もあれば、イタリア人のモラルを示すひどい景色もあった。

ヴェスヴィオ火山は標高1300メートル足らずで、現在のこの山は危険ではなくなっているからトレッキング・ルートがある。
セローは登ってないけど、わたしのブログは登ってしまうのだ。
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これがストリートビューで見たヴェスヴィオ火山の噴火口。
まだ火口の底からわずかに湯気が出ているようで、わたしが見たことのある景色では阿蘇の火口に似ている。

これだけでは味気ないない話だから、ひとつ想像のつばさをふくらませてみよう。
ポンペイからヴェスヴィオ火山の火口まで、距離はおおよそ10キロで、日本では富士山の火口からいちばん近い人口密集地である富士吉田市が15キロぐらい。
ヴェスヴィオ級の噴火があれば、富士吉田市は日本のポンペイになりかねない。
富士山は活火山で、最後の噴火からもう300年以上が経過しているから、そろそろ人間たちの油断をうかがっているころだし、災害は忘れたころにやってくるので注意するに越したことはない。
もっともポンペイの破滅のころと現代では、噴火予知科学がはるかに発達しているから、津波とちがって人的災害だけはまぬがれるのではないか。

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ポンペイについて調べているうち、この近くにあるヘルクラネウムという町のことを知った。
ポンペイと同じ噴火で埋没した町で、市の広報サイトによると、こっちのほうが規模が小さいけど盗掘も少ないし、範囲がせまいから見物も楽ですよとのこと。
わたしがポンペイに行くことが、もしもあったら、わたしはヘルクラネウムのほうに行こう。

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船が出るまで時間があったので、このあとセローはタクシーでボジターノという村までひとっ走りする。
なんかめずらしいものでもある村かと思って、わたしもさっそくストリートビューをのぞいてみた。

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これがその村だ。
海岸の近くまで山が迫っており、斜面にびっしり張り付いた民家は、なにかのゲームに出てくる魔界の村みたいである。

そのうち日本でもよく知られたイタリアの観光地であるアマルフィという街が、ここから遠くないことに気がついた。
アマルフィやポジターノを含んで30キロほど続く海岸線をアマルフィ海岸というそうで、このあたりを紹介する映像がわたしのテレビ番組コレクションのうちに2本ある。
その「二度目の〇〇」シリーズと「世界で一番美しい瞬間」シリーズを参考にしてみた。
セローにいわせると、ここは急斜面をくねくねと下る道しかなくて、車で来るのは大変だそうで、ほとんどの観光客はべつの場所から船で来るようだ。

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町全体が旧市街といってよく、個性的な家ばかりで、ホテルまで古い修道院の建物を使っていた。
「2度目の」も「美しい瞬間」も、レモンやブドウにキノコ、そしてコラトゥーラ・アリーチという魚醤(日本の醤油みたいなもの)など、やたらに美味しいところを紹介していたので、わたしもメシを食いに行きたくなってしまった。

ソレントのあと、「海の精霊」号は、セローが半年ばかりまえに陸上の旅をしたシチリア島のタオルミーナに寄港して、彼にすこしばかり感傷的な気分をもよおさせたあと、さらに地中海の小さな独立国マルタに向かう。
ここはセローの船旅より17年後の2011年に、わたしはじっさいに行ったことがあるところだ。

マルタ島のよさはその小ささである。
ポール・セローもいってるけど、幅8キロ、長さが18キロというのは、自転車があればぐるりとまわるのに最適なくらいだ。
この小さな島に、パリやローマのような石造りの都市、古城、名画の飾られた教会の大聖堂、ごみごみと建て込んだ街並み、ブドウ畑のある田園など、ヨーロッパのエキスが詰まっているから、ゆとりをもって外国を観たいという人にお薦めなのだ。
さっそくストリートビューでといいたいけど、この島はわたしのブログでとっくに紀行記を公開済みなので、二番煎じになるのもナンだから、そのページにリンクを張っておく。
興味のある人は、このマルタ島の写真のうえでクリックすること。

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2021年2月27日 (土)

NHK

長崎県の軍艦島の報道について、NHKは誤っているから是正しろと、これは自民党の右翼政治家から文句が出ているそうだ。
このあいだは有馬キャスターが看板番組を降ろされたのは、NHKが政府に忖度したんだろうと、週刊誌からおもしろおかしく騒がれていた。
なにをやってもどこかから文句をいわれる。
これは、ようするに自分の気に入らないことは、すべて他人のせいにするという個人的感情、そして過剰な被害者意識の発露にすぎない。
ネットを利用するのはいいけど、こういうアテにならない情報があふれているから、そんなものに扇動されないよう注意しなくちゃいけない。
わたしは民放のアホらしい番組よりNHKのほうがよっぽどましだと思うし、NHKの女性アナのファンだから、余計そう思うのかもしれないけど。

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ノー・キャリア

あいかわらずユーチューバーのなり手は多い。
そりゃ時間に拘束されるでもなし、上司にがみがみ文句をいわれるわけでもないユーチューバーは、仕事としては気楽でいいけど、これで一生食っていけると思ったら大まちがいだ。
このブログでも何度か取り上げたロシア美女のアリョーナ嬢を観て思った。
彼女は東京大学出の才媛だそうだ。
それがなんでユーチューバーなんかやっているのか。
とくべつにカメラや編集の技術にすぐれているならともかく、素人が自分の道楽を映像化したって、そんなものはキャリアにはならない。
この分野で老舗のあしや嬢がしみじみ述懐していたけど、美人も出ずっぱりではいつかあきられる。
あきられたころには、もうつぶしのきかない年齢だ。
アリョーナ嬢の場合も時間を無駄にしないで、さっさと弁護士なり事業家なり、腰のすわった職業を目指したほうがいい。
YouTubeというのは、専門家たちがお金と時間をかけて制作したものか、そうでなければほかに能力のない人間のアルバイトにすぎない。
わたし、アリョーナ嬢が好きでよくその映像を観ているけど、つくづく彼女の未来を案じてしまう。

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2021年2月26日 (金)

地中海/「海の精霊」号

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アルバニアからもどったポール・セローは、いったん米国にもどって、数ヶ月奥さんのご機嫌をうかがったあと、ふたたび地中海の旅に乗り出した。
奥さんについて詳しいことは書いてないものの、彼は旅のとちゅうで何度か奥さんに遠距離電話をしているから、そうとうな恐妻家のはず。
それはそうとして、今度は贅沢な旅だ。
ノルウェー船籍の客船「海の精霊」号による豪華な船旅で、ぜったいに飛行機は使わず、高いホテルに泊まらないと豪語していた彼らしくない。
どのくらい豪華かというと、14日間のクルーズ料金が2万8千ドル(約290万円)だ。
これは1994年のツアーだとこころえて、当時の為替相場を考慮しても高いことはまちがいない。
いささか目がくらみそうだけど、じつはセローは自分の金で乗るわけじゃない。
彼は世界的に知られた旅行作家だから、船会社から紀行記を書くという条件で無料招待されたのである。
うらやましいけど、わたしにとって(縁はないものの)興味のある旅なので、それがどんなものか、またひとつバーチャル旅行に体験してみようと思う。

ところで「海の精霊」号という船の名前が、日本語では幽霊船みたいでイメージがわるい。
英語にするとSea Spiritで、たちまちモダーンになる。
どう表記しようかと迷ったけど、やはりセローの本の通りにしないと、これを読んでみようと思った人がピンと来ないだろうから、ここは「海の精霊」号でいくことにする。

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「海の精霊」号の写真を最初に見たときはちょっと失望した。
現在の豪華客船というと、クィーン・エリザベスや日本のダイヤモンド・プリンセスのように、まるで高層ビルを横倒しにしたような、何層にもなった巨大な船を想像してしまうけど、それに比べると「海の精霊」はあまり豪華そうに見えなかったので。
しかしセローの本を読み進めるうちに考えが変わってきた。
『食べたいときにいつでも食事ができる』
『パーティを開きたければ、前もって連絡しておくと、12人分のテーブルが用意される』
『ルームサービスを呼び出して、キャビア6人分と、シャンパン2本と注文すれば、10分で部屋に運ばれてきた』
へえ、豪華客船というもはこういうものかと、下々の人間であるわたしはでっかい有形文化遺産に出会ったような気がした。

この有形文化遺産では、料理長は客の好みを把握していて、出航してまもなくセローにこんなことを聞いてくる。
『ベジタリアンと伺っておりますが、本日はスェーデンから空輸した上等なサーモンが入っておりますが、なにか特別な注文がございましょうか』
丁寧な口ぶりでこんなことを聞かれたら、わたしなら尻がむずむずして落ちつけそうもない。
セローがウエイターに料理を勧められたときのやりとりはなかなかおもしろいので、ベジタリアンの心構えとして知っておくと便利かもしれない。
ウエイター:極上ハト肉か猟鳥肉などもよろしいかも
セロー:顔のあるものはなるべく食べないようにしてるんだ
ウエイター:なるほど
セロー:脚のあるものも食べないようにしている
ウエイター:はい
セロー:母親といっしょだったものも食べない
ウエイター:それでは魚もだめですね
セロー:魚は、まあ、野菜みたいなものだからね

こんなサービス満点の船に、セローは招待されてタダ飯を食っているわけだから、いいところばかりを強調したタイコ持ち記事になるのではないかと心配だ。
しかしセローにいわせると
「自分の文章は皮肉がいっぱいなので、ときどき悪口とカン違いされてしまい、もういちど招待がくることはめったにない」
「めったにないけど、招待なんていちど体験すれば十分だ」 
こんな調子だから心配するほどのことはないだろう。
わたしもまたセローに負けないくらいの皮肉屋だから、タイコを見つけたら遠慮なく告発することにする。
どうせわたしに招待状が来ることはないんだし。

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この旅はいつごろのものだろう。
日にちまではわからないけど、セロー自身が出発は9月の末とはっきり書いていて、あとがきに「大地中海旅行」は1993年の秋にジブラルタルからスタートして、あいだに4カ月の休みをはさみ、ふたたび出発したとある。
4カ月の休みというのは、つまりセローはビキニの美女が海岸にあふれるバカンスの季節をあえてはずしたわけで、海辺がひっそりし始める94年の秋にふたたび出発したということなのだろう。
ジブラルタルからアルバニアまでの旅はもうブログに書いたから、そっちは地中海旅行の前編、これ以降の旅は後編ということにしよう。

セローの航海からもう30年近く経っていることを思うと、「海の精霊」号という船はいまでもあるのかどうか気になる。
調べてみたら、しょっちゅう極地クルーズに出かけている同じ名前の船があった。
これが同船であるという確証はないけど、1万トンという中規模の客船、乗客定員が114人、キャビンという船室の名称がなく、すべてダブルベッドのスイートで、船尾にモーターボートでも発着できるマリーナを備えているという特徴、そしてわざわざ作家を招待して乗船記を書かせるくらいだから、モトをとるまでかんたんに廃船にするとも思えないので、これにまちがいがなさそうだ。

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「海の精霊」号が出航すると、客のひとりひとりに乗客名簿が配られる。
せまい船内で何日間かを共にするわけだから、隣人の名前や職業ぐらい知っておくほうが便利だという配慮だろうけど、そんなしきたりが個人情報のやかましいいまでもあるかどうか知らない。
セローはこれに気のついたことを書き込み、乗客に関するメモ代わり(そして本のしおり代わり)におおいに活用する。
名簿を見るとさすがに、もと大使だとかもと経営者、競走馬のオーナーや舞台プロデューサーなど、人生に成功して引退した金持ち夫婦が多い。
彼らがみんな以前からの知り合いというわけではないから、食事のときの会話は乗客たちの体験談や自慢話になることが多い。
セローが作家であることを知ると、乗客のひとりが、あんたの名前で出した本はあるのかいと訊く。
これだけで相手がぜんぜん本を読まない人であることがわかる。
うちの旦那も本を書いてます、ぜひお読みになってくださいなという奥さんもいた。
そんなことをいわれても企業の経営者の立志伝なんか読みたがる人間はいない。
わたしは青森県に行ったとき、泊まったアパ・ホテルで、部屋に置いてあった経営者の著作を読んだけど、あのときはほかに読むものがなかったのだ。
大部分の乗客は典型的なスノッブだけど、なかにはジャック・グリーンウォルド氏のように、豊富な人生経験で、セローをも感心させるような博識の人物もいた。

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2021年2月25日 (木)

みちのべシリーズ

また歌をつくって「みちのべ」シリーズ3部作にでもしようかと思ったけど、今日は部屋にこもって読書とパソコン三昧だ。
これじゃ歌なんか作れるわけがない。
と思ったけど、それでも想像だけで作る歌もある。

  みちのべの花をおもうや昨日今日
        二月の花のあるやなしやと


どうじゃ。
けっしてふざけているわけではない。
2月にしか咲かないフユシラズみたいな花もあることはあるのだ。
今月のしょっぱなに紹介した「冬知らず」だけど、いまがちょうど満開みたいだ。

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2021年2月24日 (水)

ホトケノザ

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橋本聖子ちゃんといえば、このあいだ五輪組織委員会の会長になったばかりだけど、彼女のセクハラ問題についてマスコミに訊かれたとする。
マスコミがわたしに訊くはずがないと思うけど、そこをムリに曲げて訊かれたとする。
どう思いますかっていわれたって答えようがないよな。
いいとか悪いとかではなく、なに、バカなことを騒いでいるんだでチョン。
わたし個人的には、そんなアホなことにつきあっちゃおられんよ。

  みちのべのほとけのざこそ憎かりき
       ふゆの寒さにめげずへたれず

歌でもつくっているほうが楽しいや。

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2021年2月23日 (火)

沖縄

昨日の夜はNHK-BSのワイルドライフという番組を観ていた。
昨夜のそれには沖縄やんばるのサワガニが出てきた。
なんでもやんばるには5種類ものサワガニがいて、自然界の生存競争の原理は当然彼らにも適用されるわけだから、彼らが食ったり食われたり、けんけんがくがくしていることはまちがいないけれど、そんなことはとりあえずヒマなときに考察するつもりで、ここではちと別の考えを。

わたしは野生の動物や植物を観察したり、写真を撮ったりするのが好きで、自分も沖縄に住みたいなとよく考える。
沖縄にはふだん見ることのできない動植物がたくさんあるので、わたしみたいな人間にはそこは地上の天国なのだ。
どうせブログをやるなら沖縄のほうがおもしろいものが書けそう。
とはいうものの、現在のわたしにはもう新天地で新生活を始めるだけの勇気がない。

それにつけて思い出すのはわたしの知りあいのひとりのことで、彼は10年ぐらいまえに、本土でのしがらみをすべて振り切って沖縄に永住した。
彼は写真が好きだったから、ホームページでもブログでも、あるいはフェイスブックでもツィッターでも、コツコツやれば、それなりおもしろい沖縄報告のサイトを運営できただろう。
YouTubeでもやれば、いい小遣い稼ぎにもなったかもしれない。

それなのに彼がそういうものをしている気配がまったくない。
いたずらに歳を重ねて、時間はどんどん過ぎる。
やれやれ、彼もまた市井のかたすみで、大量の写真とともに埋もれて終わる人生なのか。
玉を抱いて磨かざるがごとし。
ああ、もったいない、もったいないと思うこのごろ。

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2021年2月22日 (月)

矢車草

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みちのべの矢ぐるまそうこそ悲しけれ 友の恋歌 啄木のうた

今日ぶらぶら歩いていて見つけた花。
すぐに石川啄木の函館の歌が思い浮かんだけど、矢車草というと、ユキノシタ科の白い地味な花のことらしいので、啄木が見たのはキク科のこっちの花のことだと思われる。
時期的には早すぎるけど、咲いていたのは確かなんだから、わたしに文句をいわれても困ります。

写真を撮って、帰宅して確認してみたらピンボケだった。
しようがないから花の写真は後日まわし。
ああ、なんとでもいっとくれ。

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2021年2月21日 (日)

おひなさま

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好天気につられて散歩に出かける。
うちの近所には小ぶりな、それでもいちおう梅園と呼べるものがあるので、のぞいてみたけど、満開にはまだ1週間以上かかりそう。

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川のほとりの遊歩道をぶらぶら歩いていたら、道路から見えるように、部屋のなかにおひなさまを飾った家があった。
そんな大邸宅というわけではなく、定年退職をした公務員の住宅という感じの家だったけど、おひなさまはなかなか立派である。
垣根ごしに写真を撮っていたら、おばあさんが出てきて、どうぞ入って写真を撮って下さいという。
部屋が暗いから、なんなら灯りをつけましょうかとも。
いや、いまのカメラは高性能ですからと、そのまま写真を撮って、お子さんがいらっしゃいますかと、わたしにはめずらしいお愛想をいう。
わたしの家は男の子ばかりの家庭だったし、おひなさまや鯉のぼりを飾るほど裕福でもなかったので、そういうものにはとんと無縁だった。
でもこういう日本伝統の風物詩はわるくない。

わたしが庭先で話をしていると、通りがかりの子供連れが何組も感心してのぞきこんでいく。
まだひな祭りには早いけど、何世代かにわたって引き継がれてきたらしいおひなさまだから、ここしばらくは虫干しをかねて、近所の小さな女の子たちをうらやましがらせるのだろう。

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2021年2月20日 (土)

わっからない

わからないこと。
新型コロナのワクチンにみんな大騒ぎすること。
特効薬のワクチンていつ発明されたの?
コロナを効果的に抑えるワクチン発明なんて聞いたことがないのに、いつのまにかワクチンが広まって、お医者さんまで嬉々として。
ほんとにそんな効果があるなら、もう外出禁止も必要ないんじゃないの。
また旅行に行ってもいいのかしら。

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2021年2月19日 (金)

火星探査機

火星に探査機が着陸して、これから生命の痕跡を探るという。
またわたしの個人的考えをひとつ。
あくまで個人的なSF的考えだからね。

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火星には液体の流れた跡がある。
これは間違いのない事実で、かっての火星はその気象条件下で、流動性のある物質が豊富な惑星だったのだ。
フツーに考えると、これは水である可能性がいちばん高い。
地球の生命は海で誕生したことからわかるように、水がない場所では生命は誕生しないのだから、火星だっていちどは生命が誕生しても不思議じゃない。

そこにいちどでも生命が誕生したのなら、現在の火星はそれが十分に生きのびることのできる条件を備えている。
地球には火星と同じくらい低温でも生きられる生命が存在するし、しだいに水が失われたとすれば、水が不足しても生きられるよう進化した生物がいるかもしれない。
逆に考えれば、いったん生まれた生命を、完璧に消し去ることのほうがむずかしいくらいなのだ。

しかしこれまでの観測では、生命の痕跡は発見できてない。
ひょっとすると火星の生命というのは、弱肉強食も生存競争もない世界で、ひっそりと岩かげにでも生きている究極のひきこもり生物なのかもしれない。
生存競争がなくて生きている生物がいるとしたら、それは人間にとってとてつもないカルチャーショックだけど、そういう実例を見せつけられても、人間の残忍な拡張主義は止まることを知らないだろう。
人間よ、もうよせ、こんなことは。

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2021年2月18日 (木)

賞味切れ

これもトランプさんの賞味期限が切れたってことかもしれない。
今日、図書館から連絡があって、予約しておいた「ボルトン回顧録」が貸し出しOKになりましたという。
じつはこの本、まえにもいちど借りて、2週間ばかり読んだんだけど、返却期限になったので返した。
返したと同時に、まだ読み残したところがあったので、また新たな予約を入れておいた。
話題の本なので借り手がたくさんいて、いったん返さないと、連続して予約はできなかったのである。

返したのは今月の8日だ。
それから10日間でまた借りられるということは、じっくり読めばそのくらいかかる本だから、わたしのあとでこの本を借りた人はひとりしかいなかったのだろう。
最初に借りたときは、予約待ちが9人いるといわれたけど、今回はひとり。
読みたい人はほとんどが、もう読んでしまったということか。
わたしの住む街には読書家があまりいないということかもしれないけど、それよりもうトランプさんも過去の人と思ったほうがいいような。
ホント、時間の経つのは速い。

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2021年2月17日 (水)

遊ぶ

韓国が遊ばれている。
かっては日本に対して同盟国のようだった中国が、韓国という国はちょっとからかうと本気で怒るということを知って、おれたちもやってみようとおもしろがっているようである。
キムチに続いて、中国のスマホ・メーカーのシャオミが、今度は韓服まで中国が起源だといいだして、こうなると韓国人のやることはひとつ、シャオミは不買だ、不買しろと騒いでいるらしい。
もうしわけありませんでしたと、シャオミは謝罪するかもしれないけど、それみろ、オレのいったとおりだろ、からかうとムキになるからおもしろいねと、内部でひそひそ話をしているような気もする。
ホント、ひとがわるいよな、中国って。
わたしもそうとうわるいけど。

毎回いうんだけど、韓国はできたばかりの国で、中国の属国だった期間が圧倒的に長かったから、あんまり騒ぐと逆効果みたいな気がするんだけどね。
だいたい現在の韓服ってひじょうカラフルだけど、韓国にあんなきれいな韓服があった時代があるかしら。

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2021年2月16日 (火)

フクジュソウ

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ベランダから見下ろしたら、庭のすみに黄色い花が咲いているのが見えた。
タンポポにしては早すぎるなと、これはフユシラズのときも思ったけど、双眼鏡でのぞくとフクジュソウ(福寿草)だった。
うちの花壇ではとうとうシバザクラが年を越しちゃったし、ほかに現在はスイセン(水仙)、キズイセン(黄水仙)も咲いている。

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時間の過ぎるのはめちゃくちゃ早い。
人生の終末めがけてまっしぐらってとこか。
つぎはなにが咲くか楽しみだ。

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軍事のリアル

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ここんところ韓国が日本にすり寄っているそうである。
それは米国の圧力のせいで、バイデンさんが韓国の味方をしないことがうすうすわかってきたからだろう。
となると、これまでの韓国の行き方からすれば、またその場しのぎの政策でごまかそうとすることは、北朝鮮の例をみてもわかりきったことだ。
日本にすり寄るポーズをみせて、いやあ、これだけ努力しているのに日本が振り向いてくれないんですよと訴え、あわよくば米国のほうから日本になにかいってもらおうとする。
そんなことはわたしが知っているくらいだから、日本政府の関係者もとっくに知っていて、その手は桑名の焼きハマグリ。
こないだ読んだ「ボルトン回顧録」でも、韓国は政治的理由でいつも日本に難癖をつけるとはっきり書いてあったくらいだから、これからは米国は日本と韓国を和解させるのではなく、ごたごたいうなと韓国を怒鳴りつけるのではないか。

するとますます韓国では左翼が伸長し、米国ギライが増えて・・・・と書こうとしたけど、この先が見えてこないな。
米国さまに楯突こうったって、韓国だけでどうすればいいのさ。
中国を頼れば、待ってましたと属国扱いされるのが目に見えているし、ガンビアじゃ頼りになりそうもないし。
不安な韓国の頼みの綱は、北と統一していっぺんに核保有国になることぐらいだけど、この道は果てしなく遠い。
必死で手を差しのべる文サンに北が応じれば、日本も米国も困ったことになりそうなのに、正恩クンは応じるようすがない。

それもそのはず、正恩クンの望みは自分の体制を守る、つまり自分がいつまでも親分でいたいということである。
文サンの統一プランには、統一したあとどんな国家にする気なのか、だれが統一朝鮮の親分になるのか、そういう行程表がぜんぜん出てこない。
ヘタに統一して民主的な選挙でもした日には、首をくくられる恐れがあるのだから、正恩クンは生きているかぎりぜったいに韓国主導の統一には応じないだろう。
統一したあとはそのまま北の体制を引き継ぎます、親分は正恩クンでかまいません、とそういったのでは、いくらなんでも今度は韓国の国民が納得しまい。
つまりこっち方面は完全に手詰まりということだ。

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日本は不気味な沈黙を守っているけど、韓国が米国から離反することを、むしろ期待しているかもしれない。
トランプさんのころから、防衛費の負担に耐えかねている米国としては、極東アジアの防衛を日本に丸投げしたほうが具合がいいし、もう冷戦の時代ではないのだから、かならずしも防波堤の韓国が必要というわけでもない。
中国に対する備えなら、どっちつかずの韓国よりよっぽど日本のほうが頼りになる。
こうなると米国は日本の軍備増強を見逃すばかりか、歓迎するのではないか。
核兵器なんかいつでも作れるし、潜水艦やステルス技術も本家のアメリカより先に行きそうだし、ミサイルの正確なことは小惑星探査機はやぶさで立証済みだし、こちとらいつでも米国にとって代わる準備はできているのだ。
ああ、強国になりたいな、国連の常任理事国にもなりたいなというのは、日本の政治家の見果てぬ夢かもしれない。
その先はまた大東亜共栄圏なんていう脱線かもしんないけど。

先日放映された「自衛隊が体験した世界最大級の軍事演習場」と「自衛隊が体験した離島防衛のリアル」というテレビを観てしみじみそう思った。
うん、後輩たちも頑張っているようだ(わたしは自衛隊経験者)。

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2021年2月15日 (月)

雨ですよー

雨が降っている
早咲きの彼岸さくらをぬらす雨だ
仕事のない日に、部屋で雨音だけを聞いているのは、ああ、なんとすてきなことだろう
ときおり寝室のカーテンごしに、ぬれた歩道を見つめるのは、なんと優雅なことだろう

だれも訪れることのない月曜日
ひとりでやりたいことをする
雑な手つきでいれたコーヒーを飲み、クライスレリアーナを聴く
あとはひたすらパソコン三昧
小さな部屋から世界をながめる
世界はわたしの部屋とつながっている
これはなんとすはらしい時間だろう

雨が降るということは 天気は変わり目だ
明日は寒くなるのか それとももっと暖かくなるのか
そんなことはわからない
わたしはひたすら世界とつながり、いまという瞬間を楽しむだけサ

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2021年2月14日 (日)

変心

いま「帝国の慰安婦」という本を読んでいるところだけど、最初の20ページを読んだだけで頭に血が上ったと書いた。
最初のほうに千田夏光というジャーナリストの本からの引用があるんだけど、彼について調べてみたら、間違いや誤解を指摘されているジャーナリストということがわかったので、あ、やっぱり自分の主張の正しさを証明するために、都合のいい本ばかりを選んでいるんじゃないかと思ったのである。

しかし読み進んでいくうち、わたしの最初の感想はまるっきり的はずれであることがわかってきた。
この本に書かれていることは、日本人が韓国人にわかってもらいたいと考えていることばかりではないか。
日本人からすると反発を感じる部分もあるけど、著者の朴裕河という大学教授さん(女史)にすれば、現在の韓国でどうどうと発言できる、これがぎりぎりの線だったのだろう。
というわけで、この本に対するわたしの評価はどんどん変わっていき、いまでは好感度が嫌感度を凌駕するまでになった。
なにも日本人にとって都合のいいことが書いてあるからいうわけじゃなく、慰安婦の実態がどんなものだったか、よくわかる本だと思うからである。
詳しいことは、まだ全部読み終わったわけじゃないので、そのうちあらためて書こう。

あ、ひとこと。
この本は朝日新聞社が翻訳権を取得して出版した本である。
捏造してまで日本をおとしめた朝日だけど、そこがこういう本を出すってことは、うーん、罪滅ぼしか、方針転換か、わからん!

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2021年2月13日 (土)

地震

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地震ですよー。
といってもどうすればいいんだ。
わたしはそのとき風呂に入って体を洗っていた。
いっしゅん浴室がつぶれて、まっ裸の死体で発見されるんじゃないか、みっともないなと思ったけど、コンクリート製の建物だし、風呂場というのはせまい。
地震に遭ったら押し入れやトイレのようなせまいところに隠れろという格言さえある。
最初の揺れも無事にしのいだ。
お風呂から出て被害の状況を確認したら、わが家では洗面台に置いてあった歯みがき用のカップが割れただけ。

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たまらんな

まったくたまらんな。
ネットニュースを読んでいたら、口はわざわいのもとで、五輪組織委員長を辞任した森喜朗さんに代わって、次期委員長と噂されている橋本五輪相にセクハラ疑惑だって。
おお、聖子ちゃんもキスを強要されたか、オッパイを揉まれたか。
相手はそうとう根性のあるやつだなと、よく読んでみたら、セクハラをしたのは聖子ちゃんのほうで、彼女がフィギュアスケートの打ち上げのさいに、高橋大輔に抱きついたのがセクハラなんだそうだ。
なんだ、そりゃ。

いわんこっちゃないだろ。
アホどもが騒ぐからマスコミが図に乗ってあおる。
マスコミがあおれば、世界中のアホどもがつられて騒ぐ。
もういいかげんにしてくれ。
女って、そんなに男にさわられるのが嫌いなのか。

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2021年2月12日 (金)

ゆれるマスコミ

かっては韓国の国策新聞だと日本のネチズンから非難の的にされていた朝鮮日報や中央日報が、手のひらを返すように反体制新聞に衣替えをした。
日本からすると、懲りない朝日やまげない産経のように、最初からそういう路線で行けばいいのにと思うけど、まあ、無理してそのへんを好意的に解釈すれば、おそらくなりたての大統領がどんな路線を取るのか、それを見極めるまでは支持一辺倒で行けってことだったのだろう。
そしてあまりの無能さに、ついにマスコミも気がついたってことではないか。
もちろん韓国では、水に落ちた犬は徹底的に叩けということわざもあるから、文サンの進退がきわまってきたってこともあるかも。

韓国で光復会の会長さんという人が、従軍慰安婦を愚弄したという理由で、ハーバード大学の教授を入国禁止にしろと吠えている。
こうやって自分たちに都合のわるいことはすべておおい隠し、国民に自由な判断をさせないというのは愚民化政策の一環だな。
韓国の国民があっちに揺れ、こっちに傾く理由もわかった気がする。
つね日頃から朝日や産経のような不動のマスコミがあれば、国民はそれを比較することによってバランスのとれた判断ができるのに、ほめるときもけなすときも横一線というんじゃ、国民の大半がその意見に引きずられるのもやむを得ない。

わたし?
いま気になって「帝国の慰安婦」という本を読んでいるところ。
韓国ではさんざんに罵倒された本だというから、韓国人が慰安婦の正当な評価をした本でもあるかと思ったら、最初の20ページを読んだだけでもう頭に血が上った。

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2021年2月11日 (木)

D・アッテンボロー

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NHKがD・アッテンボローのドキュメンタリーを放映した。
わたしは彼の制作したBBCの科学ドキュメンタリーが好きで、テレビ番組コレクションの中にもたくさんの映像が保存してある。
昨夜のそれは「アッテンボローと世界を見る」というもので、彼の人生ヒストリーと、新境地であるCG映像と現実の映像を組み合わせた科学番組の予告のようなものだった。
そういう番組は過去にもあったけど、むかしは合成がちゃちで、おとなが観るに値しないものが多かった。
最近のCGはかなり進歩して、現実と作り物の区別がつかないレベルに達したようだから、もう引退したはずのアッテンボローに、もういちど新しいものに挑戦してみようという決心をさせたらしい。
NHKはしらばっくれて近々放送予定の番組の宣伝をすることがあるから、これもそのうち新しいシリーズになって放映されるのかもしれない。
楽しみだけどね。

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2021年2月10日 (水)

マンサク

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今日も散歩に行ってきた。
花の饗宴にはまだ1カ月ばかり早いけど、そんななかで見つけたのが、去年の大きな葉を残したマンサクと、もうひとつはめずらしい赤いマンサク。
赤いマンサクでは、生垣などに多くみられるようになったベニバナトキワマンサクが知られているけど、それにはまだ時期が早い。
いまの時期に咲くのはアカバナマンサク。

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つぎの写真は根性で凧あげするおじさん。
ひー、ふー、みーと数えてみたら、50~60コぐらいいっぺんに上げてたんじゃないか。

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2021年2月 9日 (火)

うんざり

まったくうんざりするな。
あ、森喜朗さんの件。
オンナは話が長いって、つい本音をポロリといったことが、相手の首を取るまで収まらないって騒ぎ。
え、ちったあ冷静になってくれんかね。
相手は80を越したじいさんじゃねえか。
こんなつまらないことで、この社会を、だれも本音を口にできないところにしたいのかい。
わたしなら謝らねえやと開き直って、こっちから辞表をたたきつけてやるところだ。

とまあ、わたしにかぎってはいいたいことをプチプチ。
泡沫ブログだけど、ホント、いいたいことをいえるってのは気持ちいいわあ。
心配するな、わたしはキミらより先に死ぬ。
あの世から、自縄自縛におちいって、お互いを貶し合うばかりのキミらの世界をながめてやるよ。

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2021年2月 8日 (月)

李子柒チャンネル

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わたしが李子柒のチャンネルのことを知ったのは、彼女が中国伝統のキムチを漬けるという映像をYouTubeに上げて、韓国人からあれはうちの伝統だと文句をつけられているということがあったからだ。
キムチといえば韓国の漬け物で、わたしもそれにはべつに文句はないけど、あまり騒ぐとまずいんでねえかと韓国人に忠告したくなる。
そもそも唐辛子という香辛料がアジアに伝わったのはそれほどむかしではないし、韓国という国は戦後に生まれたもので(いまだに北朝鮮から国家として認めてもらえないくらいだ)、伝統うんぬんするほど歴史があるわけじゃない。
それに比べると中国は何千年も歴史のある国だから、なかにはひとつくらいキムチに似た伝統の漬け物があったかもしれない。
しかもそこは有数の多民族国家で、国内に朝鮮族もたくさん住んでいる。
李小姐(小姐=お嬢さん)はキムチについて、“延辺朝鮮族の伝統料理” と正直に書いているくらいだから、キムチが韓国(朝鮮)の伝統だと主張するのは、そのまま中国の伝統であるといってるのと同じではないか。
どっちにしても韓国と中国のゴタゴタは、いつもいちゃもんをつけられている日本人には安心してみていられる話題だ。

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ところで李子柒チャンネルについてだけど、じつに丁寧に、手間ひまかけて作られていて、カメラや編集に専門家スタッフを使っているんだろうなあと思わせる。
被写界深度を駆使した撮影と、それが醸し出すしっとりとした画面の味わいなんて、そんじょそこいらの素人ユーチューバーにできることじゃないよ。
それ以上にコンセプトが素晴らしい。
この映像の背景になっているのは古くからの中国の田園風景で、上海や北京のような先端都市は出てこない。
李小姐はモンペみたいな野良着にゴム長で、鎌や鍬をふるい、牛をひいて耕作に励んだり、泥だらけでレンコンを収穫したり、ソバの実を天日にさらしたり、ザリガニを獲って料理して食べたりする。
建物や家具や小道具にしても、使い古して黒光りするタンスや土のカマド、人力で動かす脱穀機や石臼、ま四角な中華包丁、雑種の子犬やニワトリなど、わたしの世代には郷愁を誘われるものばかりだ。
これだけじゃダサくなってしまうところを、ファッションにして生活様式にしても、さりげなく現代的なものが取り入れられ、李小姐は羊の毛でマントを編んだり、自分のドレスを葡萄の汁で染色したり、野良着でさえ若い女の子から見てもカッコいいものになっているのだ。
ようするに先進国の住人が興味をもつ中国の生活を、徹底的に美化して映像化しているわけだ。

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バカいってんじゃねえよ。
当時の中国の農民にそんな余裕があるようには見えなかったぞ、田舎に花なんか咲いてなかったぞ、自家製ビールを飲むシーンがあったけど、中国人てビールを飲んだっけと、30年まえに中国に行ったことのあるわたしには、突っ込みをいれたくなる部分もあるけど、この映像からは中国の農村がまるで桃源郷のように思えてしまう。
ようするにこれが李子柒チャンネルのコンセプトだな。
しろうとが作った映像があふれるYouTubeで、こういう手間をかけたチャンネルが人気を得ることは歓迎すべきだし、こうやって正攻法で来られると、ただ声を張り上げるだけの韓国はそのうち押し切られて、キムチも中国発祥の漬け物ということが、世界の常識になってしまうにちがいない。

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2021年2月 7日 (日)

子柒ちゃん

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最近のYouTubeはと考えて、うん、なんとなく文章がまとまりかけたと思ったら、はっと気がつくともうこんな時間!
まとまりかけたのは中国人のユーチューバーで、“李子 ”という女の子のチャンネルについてだけど、これじゃ本日中の更新は間に合いそうもない。
彼女の映像はいろんな意味でおもしろいので、続きは明日書くことにして、ここでは前戯のつもりでこちょこちょ。

彼女の名前には“ ”という見なれない字が使われていて、つい“柴”でごまかしたくなるけど、中国語の場合、文字ひとつにも深くてややこしい意味がかくされている場合があるのて、注意しなくちゃいけない。
そう思って中国語辞典で調べてみた。
とくに意味はなく、これは金銭証書に金額などを記入するとき、ごまかされないように“七”の代わりに書いたりする文字だそうだ(だから読み方は七といっしょ)。
女の子の名前にしてはイロ気が足りないね。
あ、こんなことを書くとまた森喜朗さんの二の舞か。
まあ、明日を、乞う御期待。

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2021年2月 6日 (土)

おとなと子供

森喜朗さんもとんだ時代に遭遇したもんだな。
いまや世界中が、どこかに差別に該当しそうなことがないかと目を光らせている時代だ。
常識にとらわれたマスコミや、ちょいとした有名人までが、乗り遅れてたまるかと口を出す。
そんなふうに寄ってたかって責めるんじゃなく、ウチのじいちゃんだって話は長いわよって、微笑みながら返す余裕はないもんかね。
トランプさん相手に皮肉で応じた、環境少女のグレタちゃんのほうがよっぽどおとなだぜ。
このままでは本当に、なにげなく本音を吐くのさえ禁じられた世界になってしまう。
わたしも冗談をいって相手をおちょくるのが好きだか、他人事じゃないよ。

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2021年2月 5日 (金)

薄氷のシベリア

あっという間に過去の人になったトランプさん。
彼の支持者というのは過激なかわり、忘れるのも早い人たちだったようだ。
たしかに、つぎになにをやらかすか予想もできないおもしろい大統領だったけど、おもしろいというのは大統領として有能ということじゃない。
トランプさんは大馬鹿野郎なのだ。
アメリカで金持ちになるには、頭を必要としないのだという好見本だ。
「ボルトン回顧録」を読むと、パリ協定からの離脱は、彼が国民の人気取りのために大口たたいた無数の公約のひとつであり、あらかじめ予定に入れて首脳会談にのぞんだことがわかる。

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わたしは最近「薄氷のシベリア」というテレビ番組を観たばかりだ。
これは地球温暖化を扱ったまじめなドキュメンタリーで、川の氷が薄くなって移動もままならないトナカイの群れや、北極の流氷原などの映像は、最近のものらしくきわめて美しい。
しかし美しさのうらに迫っている危機について、知らない人は依然として多い。
ボルトンさんも本のなかで温暖化を軽視する発言をしているけど、おかげで彼は国別対抗の国務の専門家であって、科学者ではないことが明白になってしまった。

上記のテレビ番組によると、最近ロシアでは領土が広がったという。
べつに武力で併合したわけではなく、これまで地表をおおっていた万年雪が溶けて、見たこともない新しい土地が露出してきたからだとか。
つまり、なんだな、噴火で生まれた西之島による日本領土みたいなもんか。
またシベリアのあちこちで地面が不気味に盛り上がっていて、これは永久凍土のなかに閉じ込められていたメタンや二酸化炭素が、暖かくなってゆるんで地表を押し上げているのだそうだ。
そういうガスが大気中に放出されると、温暖化はさらに加速するから、もうわたしたちはあともどりできない危険区域に足を踏み入れているのかしれない。

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このブログではまえに、小さくなった流氷にしがみついているシロクマの画像を載せたことがあるけど、あれが危機を視覚化したCGだったらしいのに比べ、ここに載せた流氷の上の2頭のセイウチは本物だ。
番組のなかに、海の氷が少なくなって海獣類が獲れなくなったため、エサを求めてシベリアの内陸160キロの町までさまよってきたシロクマが出てきた。
大勢の町民が見守るなか、彼はゴミ捨て場をあさったあげく、雪原の上にがっくりアゴを落として動かなくなる。
このあと彼がどうなったのか、だれかエサを与えようという人間がいなかったのかと思うけど、カメラはそこで切り替わってしまう。

トランプさんは地球温暖化にまったく関心のない大統領だった。
環境少女のグレタちゃんとのやりとりをみても、彼の場合まったく科学的根拠のない無関心だったことがわかる。
社会的地位は高いのに科学についてまるで無知という人がたまにいるけど、そういう人がこの地球上に生息していたってかまわない。
ただし、米国の大統領という地位にはいるべきじゃない。
温暖化の結論はまだ出ていないというなら、大統領たるものは悪いほうに備えておくべきじゃないか。
さもなければ、可哀想なシロクマの運命はわたしたちの子供、いや、わたしには子供がいないから、あなたの子供の運命だと思ったほうがいい。

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2021年2月 4日 (木)

キライ!

最近のネット、というかSNSをながめていると、他人への非難や中傷ばかりの世界になっているようだ。
誰でも気楽に意見を発信できるというのはインターネットのありがたいところだけど、おかげで馬鹿も杓子もエラそうなことをいいたがる。
たとえば五輪委員の森喜朗サンの発言に対する意見。
女性軽視だって、そんなこと世間のみんなに関係あんのか。
だいたい喜朗サンがああいったのは、じっさいに女がいると時間がかかるとか、なんか根拠があったにちがいない。
彼は自分の思っていることをそのままいっただけで、他人に女性軽視を強要したわけでもなし、それが犯罪なら警察がきちんと取り締まってくれるでしょ。
なんでもかんでも横並び一線で、平らにならしてしまおうという、そういう世論の風潮がキライよ、キライ!

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2021年2月 3日 (水)

ガセ?

ネットニュースに韓国のIT企業サムスンの株の時価総額が、トヨタの2倍になったそうだ。
わたしゃ株のことなんかわからないけど、これがそのまま会社の勢いと考えていいなら、なんだなんだ、日本の輸出規制で、もうすぐあんな会社つぶれるという風評は。
フッ化水素の韓国国内での生産はムリだから、サムスンはジリ貧に決まっているとか、台湾や中国の企業に食われてオシマイさってのは。
つぶれるつぶれるといわれている文サンだって(北の正恩クンだって)いまだに健在だ。
えっ、滅びゆくはずの韓国はどうなってんだ。

これだからネトウヨや日本のネチズンはあてにならないんだよな。
このままではそのうち日本と韓国の立場はほんとうに逆転して、世界の大国は中国、米国、韓国の順になり、日本はドイツやロシアとかろうじて4位を争うということになるかも。
と思ったけど、ちょっと目をはなしたら、このニュース、もうどこかにまぎれて見つからないや。
やっぱりガセか。

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2021年2月 2日 (火)

引き継ぐ

新しいアメリカ大統領になったバイデンさんは、前任のトランプさんの政策をすべてひっくり返すわけではないようだ。
もちろんオバマ大統領がめざした医療保険制度改革(オバマケア)や、地球温暖化防止の取り決め(パリ協定)には復帰するだろうけど、トランプさんの政策でも、たとえば中国に制裁を加える政策は、とくべつ気兼ねする必要もないばかりか、これは国民に人気があるというので継続するんじゃないだろうか。
そういう取捨選択政治の割りを食うのは韓国だ。
前任のトランプさんの時代から、現在の韓国の文在寅大統領は、アメリカでの評判がひじょうに悪かった。
わたしはいま「ボルトン回顧録」にはまっているけど、ここにはトランプさんがいかに文サンを嫌っていたかということがはっきり書いてある。
感情がすぐに顔に出るトランプさんなのに、必死ですがりつく文サンが可哀想なくらい。
ま、彼はあのころから鉄面皮だったのねとか、嫌われてめげるようでは政治家は務まらないともいえますが。

ボルトンさんの強硬論は、わたしには受け入れにくい部分もあることは確かだ。
ただ日本に対する見方は、さすが外交畑を渡り歩いたベテランらしく、わかっているなと思わせる。
日本と韓国の対立の原因を、欧州や米国ではまだまだ理解してない人が多いようだけど、長年のその懸案をなんとか解消させようとした安倍クンの努力を、韓国が自国の政治利用のためにひっくり返したということは、ボルトンさんはちゃんとわかっていた。
こういう点だけはバイデンさんも、トランプさんの考えを引き継いでほしい。
いまこの瞬間にも北朝鮮では、収容所で虐待や強姦が行われていることは想像にかたくない。
もはや一刻の猶予もないのである。

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2021年2月 1日 (月)

冬知らず

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今年最初の花だより。
庭に咲いているのをベランダから見つけたんだけど、うーん、なんだろう。
黄色い花はたくさんあるし、タンポポみたいなかたちの花も多い。
ただタンポポにはちと早いし(といってもセイヨウタンポポなんか1年中咲くけど)、葉のかたちが変わっているのでそのへんから調べてみて、フユシラズという花であることがわかった。
フユシラズ = 冬知らず
わかりやすい名だ。
撮影したのは昨日だから、1日早くブログに載せれば1月の花ってことになったんだけどね。

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