中国の古民家
明日になればわが街の中央図書館が新装なってオープンする。
そうなったらさっそく出かけていって、どんな図書館なのかレポするつもりだけど、願わくば以前住んでいた武蔵野市の新しい図書館のように充実したものであってほしい。
それはともかくとして、今日はなにかネタを考えなくちゃいけないと思ったら、うまい具合に中国の知り合いがメールで写真を送ってきた。
なんでも安徽省黄山の近くにあって、世界遺産にも登録されている、宏村(コウソン)という古民家集落のものだそうだ。
詳しいことはウィキペディアにも出ていて、なんでも10世紀ごろ、中国のエライさんがつくった集落だそうで、山すそにある牛のかたちをした村だという。
知り合いにいわせると、近くにある山が牛の頭、樹木は牛の角、沼が牛の胃で湖が牛の肝、谷川にかかる橋が牛の足、民家のかたわらを流れる水路は腸なんだそうだ。
世界遺産に登録されたおかげでテーマパークみたいになってしまったけど、こういうことは日本でもよくあることである。
有名な雲南省の麗江や、このブログでも取り上げた中国のユーチューバー李子柒のように、古い建物や人間の生活には、どこか人のこころを癒すものがある。
日本に来る外国人にも日本の神社仏閣や、合掌造りの白川郷に感動する人は多いのだから、これは世界共通の心理のようだ。
個人的にもわたしは、シックイと黒瓦の民家は、古ければ古いほど、煤ぼけていればいるほど、美しくなると考えているのだ。
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