« 藤の花の下で | トップページ | ご忠告 »
かってライ病患者の隔離施設だった全生園の歴史を知っていれば、そこになにかしらの寂しさを感ずることは否定できない。その寂しさを愛する人はほかにもいるみたいで、散歩に行くと平日でもぽつりぽつりと散歩している人を見かける。わたしもそのクチで、この地で亡くなった無数の人たちの運命を思うと、その静けさがなんともいえずに胸にしみる。サクラはとっくに終わったけど、その根元にいまジシバリ(イワニガナ)が咲き乱れている。 地の塩のごとくありてよ黄なる花 名もなき塚の名を記せよかし
2021年4月16日 (金) 近所の野生たち | 固定リンク | 0 Tweet
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
内容:
コメント