ニセアカシア
わが家のベランダや窓からは、コブシ、サクラ、フジなど、四季おりおりにいろんな花が見える。
洗濯をしていたら、いまはちょうどニセアカシア(ハリエンジュ)が、フジに似た白い花をたくさんつけているのに気がついた。
気がついたっていうのはウカツな話だ。
じつはちょっとけしからん話で、こいつはベランダのすぐ目のまえに木が植わっているんだけど、なぜかわたしの目の高さあたりだけ花がちらほら。
それより上にいくとどばーって具合で、無神経に洗濯なんかしていたんでは、花が葉にかくれて気がつきにくいのだ。
今日たまたま気がついてよく眺めたら、上のほう、あるいはほかの木には、咲くほどにこうべを垂れるハリエンジュかなって具合に満開になっていた。
で、またヒマつぶしの一句。
よくみれば 葉かげにたわわ ハリエンジュ
これも幼いころの郷愁の花だ。
そのむかし、わが家は中学校の土手ぎわにあって、土手にはニセアカシアの並木があり、いまの季節にはうっとりするような芳香をただよわせ、クマンバチが、おっと、これは都会では絶滅危惧種か。
花の写真はあした撮影に行きますんで、いいのが撮れたら載せます。
いいのが撮れなかったので、むかし撮った写真でごまかします。
わたしんところには過去20年分ぐらいの花の写真がストックしてあるので。
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