« 五輪目前 | トップページ | アフリカ/ケニア »

2021年7月19日 (月)

夏のうた

1054a1054b

夏をうたった詩人は多い。
そして記憶に残る作品も多い。
たとえば中原中也の夏は青い空に白い雲を浮かべてわが嘆きをうたうという作品・・・・
伊東静雄の夜来の台風にひとりはぐれた白い雲がという詩・・・・
そして散文詩のような原民喜の「夏の花」・・・・
みんなわたしの脳みその同じ部分に訴えてくるものばかりだ。
やはり、もっとも派手さを感じる季節であるところへ持ってきて、自分はもはやそれに縁がなくなったという苦い感慨があるからだろう。

1054c1054d

今日は川の流れにそってどこまでも下ってみた。
とうとう関越高速が見えてきたので引き返したけど、とちゅうで見かけたなつかしい景色を4枚ばかり。
ああ、あのなかに子供のころのわたしがいないだろうかというのは宮沢賢治だけど、わたしはいったい何を求めて、ひたすらペダルをこいだのだろう。

| |

« 五輪目前 | トップページ | アフリカ/ケニア »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 五輪目前 | トップページ | アフリカ/ケニア »