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2021年8月18日 (水)

ココログ列伝01

またヒマつぶしのネタを見つけたぞ。
わたしのブログも所属するココログの中から、おもしろいものや気に入ったブログをピックアップするのだ。
悪口をいうのは得意だけど、ここでは褒めることに徹すれば、対象ブログから苦情は来ないだろうし、わたしがピックアップしたせいでもしもアクセスが伸びれば、そのブログから感謝されるだけだろう。

というわけで、その第1回目として、たまたま目についた「おたまの未亡人日記」というブログを取り上げよう。
未亡人というと、そうでなくても煽情的に聞こえるから選んだわけではないゾ。
相手はわたしとほとんど同じ世代のようだし、わたしはコメントも書きこまず、こちらのブログを売り込むこともしてないから、相手とはまったく接触がないのだ。

感心したのはその文体がはんなりした京都弁で、いかにも女性らしいやさしさが感じられるところへ持ってきて、なおかつそこはかとないユーモアがあること。
これは簡単そうで簡単ではない。

1例をあげよう。
愛し合った君と僕の二十歳の頃・・・
アタシにもあったわよ!二十歳のころ。
最初っからこんなばあさんではない

1例をもうひとつ(?)あげよう。
二杯酢・三杯酢・酢みそ・ごま酢・・・
簡単にしょうが醤油で食べても美味しいです。
昔のようにあくをあまり感じません。
これは、私が大人になったのか、あくの強い女になったのか・・

1例というのはひとつしかないから1例なんだけど、さらにもうひとつあげてしまう。
牧師様のお話を聞きました。
彼女は今、天国の入り口に立った そうです。
そしてわたくし達もいつの日か、彼女の待つところへ行き再び会える。
ちょっと、待ったりいな。
ウチは浄土真宗。私は阿弥陀さまの所へ行くことになっています

2例目はなんでも彼女の好きな紅ずいきを煮たときのエピソードで、3例目は知人の葬儀に参列したときの話らしいんだけど、むふふと、なんとなくおかしい。
この人は俳句も作るらしく、あちこにち自作の句をさしはさんでいて、まあ、俳句の批評はわたしの手にあまるけど、たとえばの一句。
極小のいのち手の中子かまきり
いい句なのかしら。

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