カシュガル追伸
ちょっとしつこいけど、先日わたしの中国人の知り合いが送ってきた写真のなかに、みおぼえのある景色があったので、追伸しておこう。
まず最初の2枚は、カシュガル市内にあるモスクで、上はわたしが2000年の6月に撮ったもの。
当時のわたしはたんに清真寺(モスク)と呼んでいたけど、調べてみたら「エイティガールモスク」というそうだ。
わたしが行ったときは、このモスクのまわりは屋台がたくさん出て、縁日みたいなにぎわいだったけど、2020年の写真で見ると、周辺はきちんと整備されて、縁日も禁止のように見える。
つぎの4枚は、香妃というウイグルのお姫様を記念する墓地だけど、わたしがいちばんおどろいたのはココ。
わたしが行ったときは建物の外壁のタイルがはがれかかっていて、遠目にはきれいだけど、近くで見るとだらしないと思ったおぼえがある。
それがいまでは中世ヨーロッパのどこかの庭園のように美しく整備されている。
わたしの知り合いは建物の中までは行かなかったそうで、ここに載せたのは1枚目がわたしが撮ったもの、2枚目は知り合いが撮ったもので、あとの2枚はネットで見つけた香妃園だ。
この墓所の境内にお粗末な博物館があって、ミイラが展示されていた。
案内係りのウイグル女性は、わたしが日本人だとわかるととたんに愛想がよくなり、あとから来た中国人には露骨にイヤな顔をしていた。
4枚目は香妃園で行われているショーで、いろんな民族服が揃っている。
中国政府は少数民族を束ねようと必死なのだ。
以上ふたつがわたしも見たことのある場所で、最後の1枚は、ウイグル人に焼き物を習う回族の女性とのこと。
世の中が平和でなければ、こういう勉強をしようという人はあらわれまい。
刚才我浏览了你的博客,时间不对,我给你的信件中,从“喀什葛尔老城”以后的19封信件里的照片都是今年的2021年拍摄的,现在的喀什葛尔,不是2020年拍的。
知り合いから連絡があって、カシュガルの写真は、正しくは今年(2021年)のものだそうだ。
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