わたくし論
『東京五輪メダルラッシュの裏で、マックやスタバでコロナ閉鎖が急増』
『半端ないデルタ株の感染力』
これは7月30日のAERAdot.の記事で、アエラ(AERA)といったら朝日新聞だ。
これは謹聴に値する・・・・なんちゃって。
冷静に考えよう。
いまでもオリンピックとコロナを結びつけて、五輪を強行したのがケシカランという人がいる。
これをネタに自民党政権をこらしめようという人もいる。
でも上に書いてあるように、「半端ないデルタ株」だそうだ。
これじゃ、おそらくオリンピックを中止したって、やはり感染者は新記録になるんじゃないか。
現在のところ、五輪の選手や関係者が原因でパンデミックスという証拠はひとつもない。
感染がわかった競技者は問答無用で出場禁止、競技を終えたんだからいいだろうと観光に出かけたジョージアの選手も資格停止だ。
日本政府はコロナをなんとか制圧しようと必死なのだ。
これについて異論のある人はいるだろうか。
いやいや、そうじゃない。
コロナ蔓延が予想されるのに、オリンピックを強行しようという姿勢がケシカランのだ。
デルタ株は予想外かもしれないけど、オリンピックなんかやるから若い人たちがうかれて、外出禁止も守らないし、感染の拡大に歯止めがかからないのだ。
やっぱりイケナイのは五輪を強行した日本政府だ。
これでは感情論だ。
感染拡大の原因になっているのは、五輪ではなく国民のせいで、これを防ぐにはロックダウンでもするしかない。
あいにく日本は、まえの戦争の反省から、政府が国民になにかを強制することを法律で禁じている。
日本の平和憲法を変えるというと目の色を変えて反対する人たちが、今回は法律を変えてでも国民を強制的に閉じ込めておけというのだろうか。
いまのところ五輪の選手たちからは、日本の素晴らしさについての反響がひじょうに大きい。
YouTubeやインスタグラムには、選手村の食事が素晴らしい、眺めがよい、ボランティアに感謝するという選手たちの意見があふれている(韓国をのぞいて)
そこへもってきて日本の金メダル・ラッシュが、コロナでうちひしがれた日本人に、ひさしぶりの爽快な気分を味あわせてくれている。
五輪が終わったあとは、世界で初めて、凶悪なウイルスのもとでの大会を無事にやり終えた、さすがは日本だという賞賛の声がまきおこるだろう。
つぎの大会をひかえた中国やフランスなども、日本を参考にしようとひそかに研究しているにちがいない。
こう考えると日本の決断は、なんとか日本をけなそうというケチな感情論より、はるかに価値があると思えないだろうか。
それとヒキガエルになんの関係があるのか。
いや、前々日のこの記事にヒキの写真を使ったらアクセスがぐーんと伸びた。
ヒキガエルって人気があるのかも知れないから、夢よ、もう一度って。
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