投資は投機
昨日、BSでクール・ジャパン(Cool Japan)という番組を観ていたら、中国人女性が、日本人は貯蓄熱がすごいけど、中国人は貯蓄するくらいなら投資をするといっていた。
どっちがいいという話じゃないけど、彼らは資本主義や株のしくみをほんとうに理解してやっているんだろうかと心配になる。
株が儲かると聞けば我も我もで、損をするまでその危険性に気がつかないのが中国人みたいだし。
だいたい国の経済が上り調子のときは、だれが株をやっても儲かるし、下がり調子になるとだれがやっても損をする。
一般投資家を食い物にするトレーダー以外は、そういうものじゃないかとわたしは思ってるんだけどね。
最近まで中国は飛ぶ鳥落とすような好景気だった。
それがアメリカの締め付けが始まって、恒大グループの凋落あたりから潮目が変わってきた。
これで国が傾くとまでは思わないけど、そのへんの投資家たちはかなりイタイ目に遭ってるところじゃないか。
じつはわたしにときどきメールをくれる中国人の知り合いだけど、車の免許は取る、新車の購入は考える、やたらに旅行はする(日本にも来たことがある)で、いったいどんな仕事をしているのかと不審に思っていた。
どうやら株をしていたらしい。
それだけ金が儲かったということは、そうとう派手に、全財産をつぎ込む勢いでやっていたんじゃないか。
それがここ1、2カ月、さっぱり音沙汰なしだ。
いまごろ路頭に迷ってなければいいけど。
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