芸術作品、欲しい!
ずっと以前だけど、あるデパートで谷内六郎さんの絵が販売されていた。
その中に欲しい絵があったけど、考えてみるとオリジナルの谷内さんの絵は週刊新潮の表紙用に描かれたもので、純粋の絵画とはいえない。
そこに展示されていたものも、どこかの制作会社が油絵ふうに作り直したレプリカだった。
それでもわたしはその絵がほしくてたまらなかった(安ければ買っただろう)。
最近あらためてビートルズ主演のアニメ「イエロー・サブマリン」を見直してみた。
わたしの部屋にはDVD版のこの映画があるので、見ようと思えばいつでも見られるんだけど、見ているうちに物足りなくなってきた。
というのは、このアニメはジブリ・アニメなどと違って、ひとコマひとコマの絵の芸術的センスが素晴らしい。
若いころ、はじめてこのアニメを見て衝撃を受けたわたしは、レンブラントやゴヤの絵と同じような畏敬の念を、いまでも抱いているのだ。
物足りないというのは、これがDVDであることである。
最近ブルーレイ規格のテレビ番組ばかり見ているわたしには、やっぱり画質がイマイチなのだ。
調べてみたら、この映画のブルーレイ版もとっくに発売されていた。
こうなるとアニメの原画をぜったいに自分のものにしたいというマニアの気持ちもよくわかって、いてもたってもいられなくなる。
しかし年金暮らしのじいさんには、清水から飛び降りる覚悟が必要な値段だった。
こうなると頼みの綱はNHKのBSだ。
プレミアムシネマで放映してくれんものか。
また調べてみたら、今日はスピルバーグの「激突!」というアホな映画が放映されていた。
くそ、いくら放映権料か安いからといって、こんなつまらん映画ばかり流しているんじゃ視聴料を払わんぞ。
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