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2022年3月21日 (月)

日本の首相

いま昼のニュース(NHK)を見ている。
あいかわらずウクライナとアメリカの側の報道ばかりじゃないか。
ゼレンスキーさんはいつでもプーチンと話し合う用意があるそうだ。
んならさっさとやらんかい。
どこまで犠牲者を積み上げれば気がすむんだ。

わたしはかならずしもイデオロギーで政党を支持したりはしない。
そのときそのときの是々非々で、与党を支持することもあれば、野党を支持することもある。
だから新総理の岸田クンにしても、もっと様子を見ようと思っていた。
ところがどうも困ったことに、そろそろ彼の本質が見えてきたようだ。

韓国には、日本を叩いてさえいれば国民の支持が得られるという考えの政治家がいる。
あさはかな考えだと思うんだけど、これは長い間の反日教育が国民ひとりひとりに染み込んでいるので、改めるのは一朝一夕にはむずかしそうだ。
まあ、最近大統領が変わったから(その地位につくのはまだ先だけど)、まず教育から変えてほしいやね。
むずかしいことじゃない。
だれでも読みたい本を読めるようにすればいいだけだ。

日本の政治家には韓国のように、なにかひとつに執着して支持を広げようという者はいないと思っていた。
ところがここんところの岸田クンをみていると、アメリカにしがみついていれは支持を失うことはないと、固く信じているように見える。
もちろんいまのような時勢に、まったくの中立を守るわけにもいくまいけど(わたしは相手の立場も考える男なのだ)、しかし大急ぎで相手のもとに駆けよる必要があるのか。
ゼレンスキーさんを招待するのは、乗り遅れまいと慌てふためいているようにしか見えないし、ウクライナの難民も無条件で引き受けますなんてわざわざ公言する必要があるのか。
国を追われた人々を匿うのはもっともだとしても、なんかアメリカへの忠誠心を示すのに必死のように思えてしまうわな。

昨日、おとといはインドのほうで、中国包囲網の打ち合わせをしていたみたいだけど、いまの段階でそこまでやる必要があるのかね。
日本の首相ならもっとどっしり落ちついて、適当に相手に話を合わせておけばいいじゃないか。
いずれにしても自分の国は自分で守らなければならない時代がすぐそこだ。
アメリカにしがみついていれば安心という時代は過去のものになりつつある。
そういう先見の明のない首相に、NHKまで忖度しているのを見ると、ホント腹が立つ。

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