明日は未来は
プーチンの誤算だったようだなあ。
アメリカの介入がなければウクライナ問題はとっくに解決していただろうに。
いや、介入はあらかじめ予想済みだった。
誤算というのは米国がここまで完璧に世界を味方につけているとは思わなかったこと。
ありとあらゆるメディアを動員して、自由の国アメリカが、独裁主義の国ロシアにいじめられているウクライナを、助けているのだということを印象づける。
最初のうちは模様ながめだった日本まで、プーチンが水に落ちたイヌだとわかると、やむなく(とわたしは思いたい)叩くことに加担する。
考えてみればアメリカは、とっくに財閥に支配されている国だった。
そんな国が新興財閥と闘うプーチンに味方するはずがない。
こういうときこそユダヤ資本の陰謀論が噴き出してきていいはずなのに(ウクライナのオリガルヒの出自を見よ)、その手の人たちは沈黙したままだ。
バイデンさんは武力を使わず、謀略だけでプーチンを追いつめたということで、おおいに株を上げるだろう。
二度とトランプさんの亡霊に悩まされることもなくなるだろう。
完璧だ、米国の民主党にとっては。
世界は財閥に支配され、格差がとめどもなく拡大する道を選んだ。
来るべき社会は・・・・と考えているうち、そうか、わたしが心配しても仕方がないと思い当たった。
もうすぐ老衰死のわたしが文句をいっても仕方ないのだ。
わたしはたまたまこういう時期にめぐりあったわけではなく、わたしがもうすぐ死ぬからこういう時期がやってきたんだろう。
ちとオカルトっぽいけど、またこの世界はわたし中心で、まわりのすべては夢まぼろしだと思いたくなってしまうね。
若い人たちに遺言がわりにいっておくけど、大切なのは、どんなときでも公平で客観的な考えを持つことだ。
相手の立場でものを考えることだ。
わたしはこのブログで、ウクライナにも非難されるべき点があること、プーチンにも同情すべき点があること、戦争はアメリカ次第でもっと早く止められたことを、でっち上げやプロパガンダではなく実証でもって訴えてきた。
もともとアクセス数が少ないブログだから、どれだけの人が読んだかこころもとないけど、わたしの役目はひとつ済んだよ。
あとはキミたちが自分の頭で考える番だ。
わたしはこれからCIAの暗殺におびえなければならない。
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