アサリの味噌汁
いま具沢山のアサリの味噌汁を作っているところ。
この瞬間、核戦争が始まって、ICBMが東京にも向けて発射されたとか。
そいつが到着するまで15分だとする。
こういうときどうすればいいだろう。
老後に備えてたくさんの年金を払ってきたお方、あるいは人生のほとんどを残した若者、あるいは処女のまま死にたくないと絶叫する女子高生だったらと、いろんな立場について考えてみたけれど、わたしにできることは味噌汁を作り続けることしかないらしい。
すくなくともわたしにはこの世に未練はない。
家族もいないし、大金を残してあるわけでもないし、未来を案じてやるべき孫もいない。
宝くじが買ってあるわけでもない、車がないから遠くへ避難することもできない(避難したってたかが知れているけど)となると、もうとりあえず台所で味噌汁を作り続けるしかないわけだ。
ああ、アメリカはとことんロシアを追い込むつもりみたいだ。
わたしもひとりで死ぬより三途の川への道がにぎやかでいいかもしれないな。
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