今日のNHK
今日はメチャクチャ無法なことをいうぞ。
だれも読まなくても信用しなくてもかまわないワ!
昨夜の9時のNHKを観ていて、ものすごく腹が立ったので。
まずいきなり男性アナが、ウクライナにおけるロシア兵の戦争犯罪がまたひとつ明らかになりましたという。
どういうことかと思ったら、自動車販売店の横を歩く2人の男性の映像が映り、背後からあらわれたロシア軍兵士とみられる男が銃を発砲して、2人を殺害したということですという。
兵士とみられる男は店内を物色して、酒で乾杯する映像まで残されていましたとのこと。
兵士がほんとうにロシア兵であるかどうか、テレビを観ているわたしにはわかりようがない。
今回の戦争はプロパガンダ戦争なのだ。
ならず者連隊のアゾフが、ロシア兵の制服を着て芝居をしていたということも、ゼッタイにないとはいえないではないか。
だいたい戦争中に車の販売店にどんな用事があるというんだ。
ウソももうすこし真面目につきやがれ。
つぎにきれいな女性アナが、ロシア軍は子供の学び舎である学校を相次いで攻撃しました、と続ける。
焼け焦げた車や建物の映像が映り、怒り狂ったゼレンスキーさんの発言が続き、シェルターとなっている地下鉄で勉強する子供たちが映り、標的になって破壊された教室の映像などなど。
よく見るとニュースのソースが、ウクライナか、米国、英国になっているのはお愛嬌だけど、戦争はもう始まってしまったのだ。
こんな映像を並べられてもどうしようもないではないか。
学校・民家への誤爆や、中国大使館への意図的誤爆は、かってのアメリカの18番(おはこ)だっただろう。
一方ではロシア兵も爆撃で盛大にふっ飛んでいて、戦場では恐怖の連鎖が始まっているのだ。
学校だとか民家だからと遠慮する戦争なんてあんのか。
わたしはどっちが正しいかではなく、NHKには、もっときちんとした証拠のある映像を流してほしいと思っているんだけどね。
わたしも困っているんだ。
なんとか真実を見極めようとしているのに、仮定や、伝聞や、伝聞の伝聞や、こうあってほしいという願望のニュースばっかり流して。
NHKの女性アナはわたしのあこがれなんだけど、彼女たちだってこんな原稿ばかり読まされて、毎日がツライに決まっている。
そのつぎのニュースは、安全で快適そうなリゾートで開催されたG7の外相会議だ。
日本も先頭に立って、ロシアに対してきびしい姿勢を打ち出したというんだけど、反対する国はいないものの、どうもがっちりまとまっているとはいえない感じだった。
じっさいにあった事件ではNHKの我田引水が目立つけど、こういう、なんとなく雰囲気を理解させるニュースだと、わたしにはかえってわかりやすい。
こちら側がなんとかして結束の固さを見せつけ、岸田クンが仲間を増やそうと外国を行脚してまわるのは、アメリカの苦しさを物語っているような気がしてならない。
そのうちプーチンは内部からの造反にあって失脚するさという人は、この戦争でバイデンさんが最初に言ったことを思い出してほしい。
ロシアがウクライナに手を出したら容赦しないぞ、だって。
こんなことをいえば、ロシアの軍部が黙っていない。
プーチン以外のだれが大統領でも、脅かされて引っ込んだと思われたくないから、侵攻をしたに違いない。
ロシア人の愛国心は日本人が思っている以上に強いのだ。
そのうえ彼らはタフである。
おらが大統領をいじめるのはだれだべさということで、ロシア人を結束させたバイデンさんの罪は重い。
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