考える
ネットニュースを読んでじっと考える。
日本の岸田クンが
ロシア外務省が自身を含めて63人の入国を禁止する制裁を発表したことについて「軍事的手段に訴えて今回の事態を招いたのはロシア側だ。日露関係をこのような状況に追いやった責任は全面的にロシアにあるにもかかわらず、このような発表を行ったことは断じて受け入れることはできない」と批判した。
とあった。
それでもこれは報復措置で、最初にロシア側にいちゃもんをつけたのは日本のほうである。
ロシアは日本のいちゃもんに対抗するために、上記の措置に踏み切ったにすぎない。
わたしは韓国との関係を思い出す。
あの国も自分が最初にいちゃもんをつけておきながら、ああいえばこういう、こういえばああいうという抗弁が得意だ。
こういうのはふつう盗っ人たけだけしいという。
ニュースは続けて
首相は「ロシアによるウクライナ侵略は明白な国際法違反であり、多数の罪のない市民を殺害することは重大な国際人道法違反で、戦争犯罪だ。断じて許すことはできない」と強調。追加の対露制裁について「主要7カ国(G7)をはじめ国際社会と連携をしながら、適切に対応したい」と述べた。
とある。
国際法違反かどうか、戦争犯罪かどうか、双方のプロパガンダが錯綜してもうなにがなんだかわからないのに、岸田クンのこの自信にみちた発言。
わたしが代わりにプーチンに謝っておこう。
うちの首相はあんなこといってますが、じつは腹のなかでは大統領に感謝しているんですよ。
あなたのおかげで、余計な口出しをする政党やマスコミを沈黙させ、戦後の国際秩序を破壊し、日本も核兵器やICBMを備えた軍事大国になれます。
わたしが考えるのは、このニュースソースが、朝日新聞とならぶ反体制の雄の毎日新聞であることだ。
記事そのものはこれ以上、とくに日本政府を責めるようなことを書いてないけど、いったいどういうつもりで毎日はこれを発信したのだろう。
文章のどこかに、深読みすれば政府批判が隠されていないだろうか。
と、じっと考えているうちに、今日もベッドのなかで夜が明けた。
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