冷静に、冷静に
ああ、またロシア擁護だよ。
昼間録画しておいた「キャッチ、世界のトップニュース」という番組を、夜中に観てるんだけど、世界のとはいうものの、最初が英国BBC、そのつぎがスペイン、ドイツ、ウクライナからのニュースで、こんなメンツではロシア吊し上げになるのが当然だ。
公平を旨とするわたしのブログが、ロシア擁護の記事になるのも当然なのだ。
スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に、ロシアと仲のよいトルコがついに支持するということで納得したらしい。
これでますますロシアが追いつめられる?
アホなことをいってんじゃない。
世間では悪だ非道だと責められているロシアが、ウクライナ以外の国に軍事侵攻をした例がひとつでもあっただろうか。
ロシアは恐ろしい侵略国家だなんていう人がいるけど、プーチンが日本の脅威であったことが一度でもあるか。
ロシア艦隊の津軽海峡通過?
日本人もたくさん見物に行ったって話だけど。
つまり騒いでいるのは全部、日本とこちら側だけで、ロシアも中国もなにもしないのに一方的にケンカを売られて、目をパチクリしているんじゃないか。
冷静に考えてほしいね、冷静に。
スウェーデンとフィンランドも勝手におびえているだけで、ロシアからすれば、もともと侵攻なんかするつもりがないんだから、お好きにしなせえというところだろう。
冷静に、冷静に。
番組の最後はロシアのニュースが出てきたけど、ウクライナのショッピングセンターへの爆撃について、当然ながらロシアは西側の捏造だという。
NHKはこれにこだわって、捏造ではないという反論映像にやけに詳しい説明を加えていた。
ロシアもアホなことをする。
捏造するより、じつは誤爆でしたと正直にいえばいい。
誤爆はアメリカだって、イラクやアフガンでたくさんしているんだから。
ニュースのあいまにNHKのアナが注釈みたいなことを言っていた。
NATOのメンバーが増えれば、利害関係が複雑になって、ますます動きがとれなくなるだけだと、これはラブロフさんにも皮肉られていたね。
G7は和気あいあいのうちに終了したというけど、けっきょく結束が示されたとか、認識が一致したとかいうだけで、じっさいの効果的な取り決めはなにひとつなかったそうだ。
これでは腹に一物のあるドイツやフランスも、和気あいあいになるのが当然だ。
国際政治というのは表面から見える部分だけで判断できるほどアマイもんじゃないんだよ、キミ。
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