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2022年6月27日 (月)

NHK

アメリカでは、ウクライナ戦争でバイデンさんを支持する人の割合が、戦争が長引くとどんどん低下しているそうである。
バイデンさんはほかにも、銃の規制だとが、妊娠中絶法のジャッジだとか、自らが招いた地球温暖化対策の矛盾と、それと関連のあるエネルギー危機でガソリンの高騰など、抑え込まなければならない問題が山積しているので、ウクライナにばかりかかわっちゃいられない。
日本人までウクライナへの関心が薄れちゃ大変だというわけで、いまやアメリカ以上に国民をだまくらかすのに熱心なのがわがNHKだ。

昨夜のテレビに「ウクライナvsロシア “情報戦争”最前線」という番組があった。
ひよっとすると公平で客観的なものかと期待していたんだけど、参加していたゲストの顔ぶれは、ロシア政府にいじめられているロシアの反体制メディアのきれいなオンナの人、米国のシンクタンクの研究者、ロンドン王立なんとかのかんとか氏、日本人のNTTに所属する知的な顔のオンナの人、そして司会はもちろんNHKのアナウンサーだ。
ロシア側からはひとりも参加していない。
これでいったいどんな公平な番組が作れるというのかね。

案の定、徹底的にロシアを吊し上げ、おかしいくらいロシアの非道ばかりを強調する単細胞的な番組となっていた。
観ていてちょっと気になったのは、いったいこの番組はいつごろ作られたのだろうということ。
なんだか戦争が始まって間もないころ作られた番組のような気がしたので、再放送だったのだろうか(と思ったらその通りだったけど、初回放送は2022年6月4日だというから、それほどむかしというわけでもない)。
その後の状況の変化をながめると、NHKってまともに取材している報道機関とは思えないね。

たったいまはBSのプレミアム・コンサートを観ているんだけど、今夜はバルト3国のひとつラトビアのオーケストラが出ていた。
もちろんほかの時節ならラトビアのコンサートがあってもおかしくない。
しかしいまの時期というと、やっぱりウクライナがらみでと思わざるを得ない。
こうやってなりふりかまわずウクライナ一辺倒の番組をでっち上げ、国民の支持をつなぎとめようと腐心することこそ、追いつめられているウクライナの困窮ぶりと、NHKのあせりの証明なのではないかと思ってしまうではないか。
もうすぐ参院選だ。
ホント、性格を改めないとNHK党に乗り換えちゃうぞ。

細かいことにいちいち触れている時間がないんだけど、どこが一辺倒だという人がいたら、コメント欄で質問してもらってかまわない。
どんな質問にでもきちんと答えよう。

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コメント

ブログ主様書込みお許し下さい。
中国ロシア軍艦の日本侵犯が増す中、日本が侵攻されぬ為どうか皆様に知って頂きたい、中韓へ忠誠を表明した野党が阻止する改憲の必要性を、危機感を持ち知って頂きたく誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。

報道するテレビが無い中、中国等の日本領海侵犯が激しさを増す現状は、かつて9条の様に非武装中立で平和的であったチベット等を現在も中国が武力で侵略虐殺を行う惨状を連想させ、

現在対馬を狙う韓国が日本の竹島を不法占拠した際、多くの船員が機関銃で襲撃され死傷し、北朝鮮には国民を拉致され、
尖閣を狙い中国が侵犯する現状でも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません。

中朝ロの数千発の核ミサイル標準は常時日本に向けられており、尖閣、台湾周辺の動きも激化する中、9条を改正し自立した戦力を持たなければ、
有事に敵地攻撃力を持たぬ現状防衛力では日本人の命と領土は守れません。

中韓による侵略は、野党が法制化を目指す外国人参政権や(円安悪の民主党政権での円高誘導は日本経済を破綻危機に追い込みました)

又「朝鮮の役に立ちたい」と表明した維新による、国の権限を弱め、地方独立から国家分断を図る道州制等、多様性と言う名の文化破壊活動からも始まっており、

外国人参政権は米国始め世界的に認める国は少なく、これを与えた事でハワイは米国に、ウクライナクリミア半島もロシアに乗っ取られた過去があります。

又背乗りやスパイ等の犯罪発見の役割も果たしている戸籍廃止に繋がる夫婦別姓や、日本人のみを処罰対象とした、特定国への反論を封じるヘイトスピーチ条例等、

先進国で唯一スパイ防止法が無い日本で、
中韓に軸足を置き、友好を刷り込む野党やメディアが、制度の危険性を隠し国民を誘導する現状からも、既に浸透工作は最終段階である事、
日本でウクライナの悲劇を生まない為に投票の大切さと、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com
長文、大変申し訳ありません。

投稿: aki | 2022年6月27日 (月) 02時00分

めずらしくコメントがついた。
さっそくのコメント、ありがとうございます、といいたいところだけど、これはまたネトウヨと称される人々の意見に近い極論だな。
まあ、おちょくっては申し訳ないのでまじめに答えよう。

あなたのコメントにはわたしの考えと一致しない部分が —— ありすぎるけど、すべてに答えているとそうとうに長くなりそう。
そこであなたの文章の要点だけに答えます。
あなたのいいたいのは改憲、主として軍事にまつわる法律(憲法9条)を、現状のままにしておいていいのかということらしい。

<9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません>
あまり自分の主張ばかり持ち出すのではなく、その9条があったおかげで、戦後70年間も日本はのんきに繁栄に専念できたという事情も考えましょう。
じつはわたしもそろそろ日本は自立した戦力を持つべきで、それを保障するために改憲も必要だと考えていますが、あなたは9条のおかげで、自衛隊が無為無策でいると思っているのですか。
現在の自衛隊の戦闘能力は、そのままで他国を威圧するほどの軍事力になっているのではありませんか。
わたしは日本の軍事力についても関心があって、関係のあるニュースを見逃さないようにしてますが、ステルス戦闘機、イージス艦、高性能戦車、小惑星までピンポイントで往復する探査機の性能(すぐにミサイルに応用できる)などは、他国にとって垂涎の的、あるいは恐怖の的ではないでしょうか。
軍事力というものはむやみにおおっぴらにせず、能ある鷹は爪をかくすのたとえのように、むりに他国に誇示する必要のないものです。
武力を見せびらかすのは北朝鮮のような弱小国家がやることで、改憲を叫ぶ人の心配はほとんど杞憂というもの(とわたしは)思っています。
もちろんあなたが改憲を叫ぶのはあなたの自由ですから、どうぞご随意に。
要点以外にはまったくあなたの考えに賛同できませんよ。

投稿: 酔いどれ李白 | 2022年6月27日 (月) 18時46分

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