共産主義
つい先日 YouTubeに中国映画「三蔵法師・玄奘の旅路」という映画がアップされていて、タダで観れるというので鑑賞してみた。
三蔵法師といっても孫悟空も猪八戒も出てこないきわめてリアルな人間の物語で、映画はまだお終いまで観てないから出来についてはどうこういわないけど、背景に新疆の砂漠景色がたっぷり出てくるのを見て、これは「アラビアのロレンス」のように、主役は背景じゃないかと思った。
いったいいつごろ製作された映画なのかとネットで調べているとき、この映画の批評みたいなものにいくつかぶち当たった。
そんな批評のひとつに、中国は宗教を禁止する共産主義の国なのに、こんな仏教の映画を作ってエライという意見があった。
困ったもんだ。
現在の中国は共産主義どころか、ほうっておけばアメリカなみの、格差がどこまでも増大する資本主義国だとわたしは考えているんだけどね。
ネット通販大手のアリババのCEOは中国人だ。
こういう資本主義の権化のような人物もいるし、わたしの中国人の知り合いは株で大損くらったらしく、最近は音信不通だよ。
タガが外れればいっせいに金儲け競争につっ走るのが中国人で、中国政府は必死になって行き過ぎないようたずなを抑えているところだ。
こういう国がなんで共産主義なのかい。
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