目論見ちがい
昨日はまた自転車で空堀川から柳瀬川にそって下ってみた。
金山緑地公園の人工池で、生まれて間もないカルガモのヒナを見た。
えらく人なつっこいヒナたちで、わたしが2、3メートルの距離に近づいても逃げない。
まるで写真を撮ってくれといわんばかり。
おかげで血なまぐさいウクライナ戦争のことを、ひとときでも忘れることが・・・・
できない!
わたしの頭のなかはまだまだウクライナのことで一杯だ。
でも、どうやら勝負がついたんじゃないか。
昨夜のNHKニュースによると、ドイツ、フランスの首脳がゼレンスキーさんと会談して、なにやら発表したようだけど、どこか1国でも反対すれば実現不能なEUへの加盟を支持するという、実質的な内容の伴わないカラ手形のようなものだった。
同じころロシアでは、恒例になっている経済会議が開催されたそうだ。
集まったのは中国やインド、アフリカなどのロシアと親しい国ばかりで、日本や欧米は参加しなかった。
世界の主要先進国が参加しなかったんだぞ、どうだ、困っているだろうというのがNHKの報道の主旨らしいけど、ロシアが困るわけないじゃないか。
アメリカや日本、ヨーロッパ先進国がいくら経済制裁をしたって、これらの国の人口をぜんぶ合わせても、中国、インドの人口にはかなわないのだ。
こういう膨大な消費者をかかえた国は、西側企業からすればよだれが出るほどおいしい相手だ。
経済制裁のおかげで、そんなおいしい相手はみんなロシアに持っていかれる。
たとえばウクライナの大臣に脅かされて、ロシア進出を取りやめたユニクロのように、この商機をみすみす逃すのかと歯ぎしりをしている企業も多いことだろう。
中国、インドが参加しない経済制裁などあり得ない。
この両国は最悪の場合、自国だけで生産と消費のサイクルをまわすこともできるのだ。
中国はYouTubeを禁止しているけど、そのかわりYOUKUという、まったくYouTubeをパクった映像交換サイトがある。
人口が14億もいる国では、それでちっとも困らないのである。
世間にはでたらめなプロパガンダを信じて、いろいろいう人がいたけど、これからはバイデンさんが短気をおこして核兵器を使うのではないかと、そっちのほうを心配しなければいけないようだ。
| 固定リンク | 0
コメント