デヴィッド・ボウイ
今日も渾身でNHKをくさそうとしたら、そうか、昨日は日曜日でニュースの少ない日。
ネタの宝庫のニュース9も休みだよ。
なんかネタを見つけなくちゃ、と無理やりひねくり出した話題がこれだ。
2、3日まえにデヴィッド・ボウイのライブがテレビ放映されていたな。
めずらしいからいちおう録画したものの、けっきょく観ないで消してしまった。
理由をきちんと理屈づけるのはむずかしいけど、彼もクリームやジミヘンより遅れてきたミュージシャンで、最初からいささかゲテモノ扱いの存在だったからかもしれない。
わたしがロックを熱心に聴いたのは、ビートルズから始まって、60年代後半から70年代にかけてのロックの全盛期。
ストーンズやクリームのライブを聴いて、わたしは即興演奏というものに興味を持ち、ジャズに傾倒して、徐々にロックから離れていくことになった。
クィーンの項でも触れたけど、聴くというより見せるというロックが登場したころは、すでにロックに興味を失っていて、いくつかの曲を単発的に聴くことはあっても、その後のロックバンドにわたしが惹かれることはなかったのだ。
いまデヴィッド・ボウイについて思い出すことはないかと考えてみたけど、日本で山本寛斎や玉三郎、大島渚とコラボがあったことぐらい。
大島渚とくれば「戦場のメリークリスマス」だけど、これも男同士のホモ関係がエピソードの柱で、わたしにはまるっきり縁のないものだったし、だいたい音楽とは関係がない。
そういうわけで、世間で人気はあっても、わたしはデヴィッド・ボウイの曲はひとつも知らない。
知らないから聴いてみようという気にもなれない。
いちおう録画してみたものの、すぐに消してしまったのはそういうわけだ。
彼のコンサートは、ありゃ音楽というよりサーカスだよ。
熱烈なファンには申し訳ないけど、ボウイのうたった曲で、後世に残るような名曲ってなんかあるか。
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