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2022年8月 7日 (日)

本日のプロパ

デイリー新潮だったかな。
3、4日まえのネットで、ウクライナは汚職まみれのどうしようもない国だと書いていた。
そんなことはわたしのブログが、この戦争の開始時から訴え続けてきたことだ。
そもそもわたしがロシアの肩をもつようになった理由が、たまたま日本に来ているウクライナ人ユーチューバーが、わたしの国は医者が信頼できない、なぜならワイロを使って医者になった者ばかりだからとこぼしている映像を観たからなのだ。

ウクライナというのはそういう国なのかと、さらに調べてみたら、これを肯定する事実がいくつも見つかった。
ウィキペディアにはウクライナを食い物にするオリガルヒの顔写真まで載っていたし、ウクライナがEUに加盟したいというと、国内の不正を一掃してから来いと門前払をくらっていることなど。
ほかにもロシア周辺の国々を見れば、プーチンのような愛国者で硬骨漢の指導者を得るのがどのくらいむずかしいかわかるだろう。

もうすこし早くマスコミがこうした事実を報道していれば、日本人の戦争を見る目も変わっていたかもしれない。
にもかかわらず、テレビは、NHKは、あいかわらず低脳児向けプロパガンダの垂れ流しだ。

録画しておいた「映像の世紀バタフライエフェクト・難民」という番組を観た。
ずっとむかしにも難民を扱った「映像の世紀」シリーズがあったような気がしたけど、今回は同じ材料を再編集して、新しく作り直した番組だった。
そして、もういいたくないけど、ウクライナ戦争でウクライナ側についたプロパガンダだった。

世界に忘れてはいけない難民問題は多い。
シリア難民の船が地中海で難破して、乗っていた難民の坊やの死骸がトルコの浜辺に打ち上げられたことがあったよな、まだ何年かまえに。
同じころ、押し寄せるシリア難民に、足をかけて転がしたカメラマンのお姉さんもいた。
もっと過去をふりかえれば、生きるか死ぬかの瀬戸際で故国を捨てた人々は枚挙にいとまがない。
世界と歴史を高所から俯瞰すれば、難民という大河は途切れることなくとうとうと流れているといっていい。

そんな中、ウクライナ難民の優先順位はだいぶ下がるぞ。
行った先で仕事がないから、やむを得ずもとの場所にもどったなんて者もいるのに、こういうのも難民としてカウントするべきかしら。
ロシア軍は残酷だというプロパガンダばかり氾濫していたけど、彼らは一般市民の虐殺なんかしていないし、先日のNHKじゃロシアの捕虜になったウクライナ兵を釈放しろなんてデモのニュースもやっていた。
釈放しろってことはまだ生きてるってことだよね。

それなのに、ああ、それなのに、NHKはウクライナ難民こそ現代の最重要難民問題だみたいな報道をしているのだ。
そしてそれにやすやすと乗せられる低脳児はあいかわらず多いのだ。
わたしがジタバタしたってしようがないけど、ホント、受信料返せ。

最近のからかいのネタ。
中国が日本のEEZ内にも落ちるミサイルを発射した。
その発射の映像は中国が提供したもので、ぜったいに台湾本土には命中させず、みごとに的をはずす精巧なミサイルだ。
なんつーか、どうも緊迫感のない、馴れ合いみたいなミサイル発射だねえ。
わたしら本気で怒っていることヨっていう証明のための、やっぱり田舎芝居か。

林外相は中国が会談をキャンセルしたって怒っていたけど、そのまえにはラブロフさんとは食事に同席しないといって、わたしに日本はなんてセコイのかとあざけられていたし、あるいは国葬に招待しないなどと、対話の機会をかたっぱしからキャンセルしてるくせに、自ロ他不(自分がするとロマンスで他人がすると不倫)の見本はどっちなのさ。

広島の平和記念式典にロシア大使も献花したそうだけど、これはまだ日本との関係修復にいちるの望みを託すロシアのシグナルかも知れない。
しかしロシアのポイントになることは、NHKはまるで無視なのだ。
いったいこういう執拗な偏向ぶりはどういうことだろう。
いまこそ民放の、たとえばテレビ朝日あたりが、NHKに対抗する報道をするべきではないか。
いや、テレ朝も偏向しているいることではどっちもどっちか。
こうなるとほんとうに日本人くらい不幸な国民はいないねえ。
NHKはもう戦時統制放送って名前に変えるんだな。
そして日本人をいつか来たと同じ道に導けばよい。
ああ、NHKを愚弄するだけで、ブログのネタも尽きないや。まったく。

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