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2022年9月23日 (金)

ウクライナのいま

ヤフーニュースの中に、ロシアの若者がプーチンの予備役招集におびえて、国外脱出を図っているという記事があり、それにSさんという若い男性がコメントをつけていた。
そのコメントは以下の通りだ。

これまでプロパガンダに踊らされてきたロシア国民は「プーチン動員令」で初めて戦争の真実を知ったのかもしれない。
今、航空便や陸路で海外に脱出しようとしているのは、まだ「赤紙」が届いていないか・・・(中略)・・・動員兵には、月20万ルーブル(現在のレートで48万円。露平均給与の3倍くらい)が支給される。
高給をもらっても死にゆくなら拒否するのが人の心ではないか。

このSさんという人には、大和大学(そんな大学があるのか)社会学部教授という肩書きがついていた。
本人が顔写真、肩書きまでどうどうと載せているのだから、彼の考えをもっと知りたくて、彼に質問するかたちでわたしもコメントを書き込んでみた。
それが以下の文章だ。

ロシアの若者が祖国を捨てて逃げるというのは、かって米国でもベトナム戦争のころたくさんあったことだから驚きはしない。
プーチンはロシアの大統領だからロシア人の平和な生活を守る義務がある。
ウクライナ戦争のきっかけには、ウクライナがNATOに加盟しようとした事実があった。
これも米国に例があるけど、かってキューバにソ連製のミサイルが配備されようとしたとき、アメリカは第三次世界大戦も辞さない勢いでそれを阻止した。
もしもウクライナにNATOの兵器が配備されたら、ロシアの大統領としては看過できないはずだ。
プーチンがウクライナに侵攻したのは、ロシア国民(いま逃げようとしている若者たちを含めて)の生活を守るためだとしたら、それはいわれるほどひどいことだろうか。
わたしには世間の人たちの短視眼的な見方が気になるのだが、◯◯さんはどう思うのか。

ところがこのSさんという人への質問のつもりで、最初◯◯の部分に本人の名前を入れたんだけど、それがヤフーのコメント規約に触れたのか、わたしのコメントはぜんぜん反映されない。
たしかに規約には個人の名前を出さないことという項目があるけど、本人がコメントの横にどうどうと顔と名前をさらしているんだし、わたしのコメントはその彼に対する質問のつもりだから、いいんじゃないかと思ったのが失敗か。
それなら名前を出さないようにしようと、その部分をほかの言葉に変えてもういちど載せてみたけど、やはりわたしのコメントはどこかへ行方不明だ。
ほかに何かコメントを載せるのに必要な条件があるのかも知れないから、それ以上はあきらめたものの、こういうことがあると、いまや日本全体でロシアを貶めることが法律で制定されて、違反する記事はことごとくボツにされるんじゃないかと思いたくなってしまう。

ロシアの若者が徴兵を恐れて国外脱出してるってことだけど、脱出できるだけまだマシかも知れない。
ウクライナでは戦争が本格的になると、男性の国外移住は原則禁止ということにされてなかったっけか。
ロシアは侵略戦争だけど、ウクライナは正義の戦いだから強制徴用も許されるってことかしらね。
プーチンはこれまで予備役動員をじっと抑えてきたけど、ロシアとウクライナではそもそも人口に大差があるので、どっちも総動員となるとウクライナに不利になるのは当然だ。
そこまで追い込んでおいて、それを予想してなかったというのは、欧州のエネルギー危機や、日本のサハリン2と同じ指揮官のミス。

戦地ではまた捕虜交換が行われたっていってたけど、交換された捕虜のなかには製鉄所の地下に立てこもって抵抗したアゾフ大隊の幹部もいたらしい。
なんだ、ロシア軍に降伏するとみんな虐殺されるというデマ報道は。

つい最近もウクライナが奪還した東部ハルキウ州で、虐殺された遺体がたくさん見つかったというニュースがあったけど、遺体の発掘映像をよく見ると、林のなかに整然と埋葬されていて、粗末ながら木の十字架が立てられていた。
そればかりか発掘されている遺体のなかには、ちゃんと棺に納められているものまであった。
虐殺した相手の墓にそんな手間のかかることをするやつがいるか。
ナチスやISISなら、遺体はまとめて穴に放り込んでお終いだから、これはたぶん戦死した敵か味方の兵士の墓だろう。
死人を放ってはおけないというロシア軍のやさしいことと、なんでもかんでも相手を貶めることに利用してしまえというウクライナ軍の違い。
問題はそういうことを指摘する人が(わたし以外に)ぜんぜんいないってことだ。

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