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2022年9月14日 (水)

旅先にて

世界でゆいいつロシアに理解を示すわたしのブログが、旅行中でお休みしているあいだ、ウクライナ戦争ではウクライナが有利というニュースばっかりだ。
でもよくみてほしいのは、ロシア側からの報道がほとんどなく、戦況を伝えるニュースのほとんどがこちら側のものだということ。

そんなニュースの中には、プーチンはロシア国内で兵士の造反に遭っているなどというものもあるけど、それはこちら側の願望であって、ロシア国民の大半は、現在の豊かで安全な生活は大統領のおかげだということを忘れてはいない。
プーチンが国民を食いものにする強欲なオリガルヒを一掃したことは、わたしでさえ知っていることだ(知らないのはあなただけ)。
これは、つまりこちら側のプロパガンダがいかに多いかということであり、ロシアがいちいち反論しないのは、見せかけの花びらより、実を取る方針に転換したということじゃないのかね。

戦況というのはおもてからだけではわからない(ボンクラにはさらにわからない)。
伸びすぎた戦線を整理するために、一時的に撤退して、陣営を立て直す場合もあるだろう。
そのうち満を持したロシア軍の反撃が始まり、ウクライナ軍はふたたび押し戻されるんじゃないか。
相手が反論しないのをいいことに、局部だけを取り上げて勝った勝ったと喜ぶのは、北朝鮮のような弱小国家のやることだ。

だいたいわたしは、アメリカや英国が兵士の補充までしていないのに、米国のミサイルだけで、ウクライナがロシアを追い込めるはずはないと思っているのだ。
このあいだまでもっと支援を、支援をといっていたゼレンスキーさんに、どうしてロシアを攻略する力があるのかね。

いまウクライナが優位に立っていると報道しているマスコミは、将来おもわくが外れたら、ウチは外国から入ってくるニュースをそのまま伝えただけです、と責任逃れをするつもりだろう。
文句をいえば、ニュースのうしろにちゃんとニューズウィークとかBBCとかロイターとか産経だとか、ソースが書いてあるでしょといわれてしまいそう。
つまり記事が事実かどうか、読むほうが自分で判断しなければいけないわけだ。
それがきちんとできる人がいてはる?

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