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2022年10月24日 (月)

またまたプロパガンダ

わたしだってロシアのひいきばかりしていたいわけじゃないんだけど、あまりにもアホらしいプロパガンダばかりなんで、つい言いたくなってしまう。

咲夜のニュースではインフラを攻撃されて、ゼレンスキーさんはロシアをテロリスト呼ばわりだ。
インフラを狙うというのは、いつになってもネを上げない相手を降参させるためのまっとうな戦略で、太平洋戦争では米国は日本のインフラを攻撃し、東京大空襲で都民10万人を焼き殺した。
市民が可哀想なんていってられないのが戦争というものだし、過去の大規模な戦争でインフラが標的にならなかった戦争があるだろうか。
こんなことを書くとわたしは血も涙もない人間と思われてしまうかも知れないけど、ただひどすぎるプロパガンダに抗議したいだけなんだよね。

アメリカやEUは今度はイランに八つ当たりだ。
イランがロシアにドローンの供給や、その使い方を指導しているからというんだけど、それならウクライナにハイマースを提供しているアメリカには何かいわんのか。
ウクライナだってアメリカの最新兵器を、いきなり効果的に使いこなせるわけがないから、米軍の顧問団が乗り込んでいることは確実だ。
お互い様だからそんなことはいいとして、問題はすぐに難癖をつけるのがこちら側で、ロシアのほうは余計なことをいわず、黙々と戦争に専念しているように見えること。
弱いイヌほどよく吠えるの例え通り、やっぱりウクライナってそうとうに追い込まれているんだねえと思うのは、しごく普通の感覚じゃないかしら。

普通の感覚を持たないのがいまの世界のマスコミだ。
前項の中国共産党大会にしても、なんとかして中国の不協和音を引き出したいようだけど、いまはアメリカから公然と敵対視されているときだ。
普通の感覚では、たとえ内部に揉めごとがあっても、とりあえずそれを封印して、一致団結しようと考えるもんじゃないかね。
習近平さんが側近を身内でかためたと批難する声もあるけど、そんなことはどこの国でもやっている(おとなりの韓国なんかもっと露骨だぞ)。
リベラルの代表であるとする李克強さんもはずされたというけれど、彼がこれまで習近平さんに公然と反抗したことがあったかね。
そんなふうにこっちの “こうあってほしい” という願望ばかりを書くから、ウクライナでも信用されないんだよな。

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